マンチェスター・シティ対バイエルン全8戦を検証!2026年最新成績と歴代名勝負を徹底解説
マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で何度も激突してきた欧州屈指の強豪クラブだ。2026年10月現在、UEFA公式の対戦記録に掲載されているCLでの直接対決は全8試合。成績はマンチェスター・シティの4勝1分け3敗、総得点13対11となっており、シティがわずかにリードしている。
両チームの歴代スコアを振り返ると、2011年のグループステージから2014年の激戦、そして2023年CL準々決勝のシティ3-0バイエルン、バイエルン1-1マンチェスター・シティまで、それぞれの時代を象徴する試合が並ぶ。ペップ・グアルディオラとトーマス・トゥヘルの監督対決、ロドリの先制ゴール、エーリング・ハーランドの決定力も、このカードを語るうえで欠かせない要素だ。
この記事では、UEFA公式のヘッド・トゥ・ヘッド記録と各試合の公式レポートをもとに、8試合の結果、勝敗の推移、2023年の準々決勝、2026年の最新対戦状況まで詳しく整理する。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - CL通算成績: マンチェスター・シティが4勝1分け3敗でリード。総得点も13対11でシティが上回る。 - 2023年準々決勝: シティがホームで3-0、アウェーで1-1。2試合合計4-1でバイエルンを下した。 - 2026年最新情報: CLでの直近の対戦は2023年4月。2026/27シーズンのリーグフェーズでは両者の直接対戦は組まれていない。
【結論】マンチェスター・シティ対バイエルンの対戦成績はシティが4勝で優勢!
UEFAチャンピオンズリーグ公式のヘッド・トゥ・ヘッドデータによると、マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンの対戦成績は次のとおりだ。
勝利数
勝利数
シティの総得点
13点
バイエルンの総得点
11点
この数字から分かるのは、両チームの実力が拮抗している一方、CLの直接対決ではシティが一歩先を行っているということだ。
特に注目したいのは、シティが2023年の準々決勝で3点差の勝利を収めたこと。それ以前の対戦ではバイエルンも複数回勝利しており、シティが一方的に優位だったわけではない。
なお、この8試合はUEFAチャンピオンズリーグでの対戦に限定した数字だ。親善試合を含む全カテゴリーの対戦成績とは区別する必要がある。
【歴代スコア一覧】2011年から2023年までの全8試合を時系列で比較
マンチェスター・シティ対バイエルンの歴代スコアは、2011/12、2013/14、2014/15、2022/23の4シーズンに集中している。
以下がUEFAチャンピオンズリーグで実施された全8試合だ。
| 開催日 | 対戦カード | スコア | 勝利チーム |
|---|---|---|---|
| 2011年9月27日 | バイエルン対シティ | 2-0 | バイエルン |
| 2011年12月7日 | シティ対バイエルン | 2-0 | シティ |
| 2013年10月2日 | シティ対バイエルン | 1-3 | バイエルン |
| 2013年12月10日 | バイエルン対シティ | 2-3 | シティ |
| 2014年9月17日 | バイエルン対シティ | 1-0 | バイエルン |
| 2014年11月25日 | シティ対バイエルン | 3-2 | シティ |
| 2023年4月11日 | シティ対バイエルン | 3-0 | シティ |
| 2023年4月19日 | バイエルン対シティ | 1-1 | 引き分け |
出典:UEFAチャンピオンズリーグ公式ヘッド・トゥ・ヘッド記録、各試合の公式記録。
2011年:バイエルンが先勝するもシティがホームで雪辱
最初の対戦は2011年9月27日。バイエルンのホームで行われたグループAの試合は、バイエルンが2-0で勝利した。
この試合ではマリオ・ゴメスが前半に2得点。バイエルンは組織的な守備と効率のよい攻撃でシティを退けた。
しかし、同年12月7日の再戦ではシティが2-0で勝利。ダビド・シルバとヤヤ・トゥーレが得点し、ホームで雪辱を果たしている。
この時点で両チームの力関係は、ホームでの戦い方によって大きく変化することを示していた。
2013年:バイエルンの圧倒とシティの逆転劇
2013年10月2日の対戦では、当時の欧州王者バイエルンがシティのホームで3-1と快勝した。
フランク・リベリー、トーマス・ミュラー、アリエン・ロッベンが得点し、バイエルンの攻撃力を印象づけた試合だった。
ところが、12月10日の再戦では状況が一変する。
バイエルンがトーマス・ミュラーとマリオ・ゲッツェのゴールで2点を先行したものの、シティはダビド・シルバ、アレクサンダル・コラロフ、ジェームズ・ミルナーの得点で3-2と逆転した。
この勝利によって、シティはバイエルンのCL10連勝を止めた。歴代対戦の中でも、シティの粘り強さを象徴する一戦だ。
2014年:アグエロのハットトリックが生んだ劇的勝利
2014年9月17日の試合は、バイエルンがジェローム・ボアテングの90分のゴールで1-0と勝利した。
しかし、11月25日の再戦はシティの歴史的な勝利となる。
バイエルンはメディ・ベナティアの退場によって数的不利に陥ったものの、試合途中ではリードを奪っていた。
そこから試合終盤にセルヒオ・アグエロが2得点。最終的にシティが3-2で逆転勝利した。
アグエロはこの試合でハットトリックを達成。UEFA公式の試合レポートでも、バイエルン戦の象徴的な活躍として取り上げられている。
【2023年CL準々決勝】シティ3-0バイエルン、敵地では1-1の決着
両クラブの対戦史で最大の転換点となったのが、2023年4月のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝だ。
当時のマンチェスター・シティは、ペップ・グアルディオラの指揮下で欧州制覇を目指していた。一方、バイエルンはシーズン途中に監督交代を実施し、トーマス・トゥヘルが指揮を執っていた。
結果はシティの圧勝。2試合合計4-1でバイエルンを下し、準決勝進出を決めた。
第1戦:2023年4月11日、シティが3-0で完勝
2023年4月11日、エティハド・スタジアムで行われた第1戦は、マンチェスター・シティが3-0で勝利した。
試合を動かしたのは、27分のロドリだった。
ベルナルド・シウバからパスを受けたロドリは、相手選手をかわし、約25メートルの位置から左足でミドルシュート。ゴール右上に突き刺さる見事な先制点を決めた。
その後、70分にはベルナルド・シウバが追加点を記録。ジャック・グリーリッシュのプレッシングから生まれたボール奪取を起点に、ハーランドがゴール前へクロスを送り、ベルナルドが頭で合わせた。
さらに76分、エーリング・ハーランドが3点目を奪取。
ジョン・ストーンズのヘディングでの折り返しに反応し、ゴールへ押し込んだ。
得点経過
- 27分:ロドリ
- 70分:ベルナルド・シウバ
- 76分:エーリング・ハーランド
この3-0は、バイエルンにとって大きな打撃だった。UEFA公式レポートによると、バイエルンがCLの1試合で3失点を喫したのは、2017年9月以来のことだった。
第2戦:2023年4月19日、バイエルン1-1シティ
第2戦はバイエルンの本拠地アリアンツ・アレーナで開催された。
3点のビハインドを背負ったバイエルンは、序盤から積極的に攻撃を仕掛けた。しかし、シティの守備を崩し切ることはできなかった。
37分にはハーランドがPKを外す場面もあったが、57分に再びチャンスをつかむ。
シティの速攻から抜け出したハーランドが冷静にゴールを決め、アウェーゴールを記録した。
バイエルンも83分にジョシュア・キミッヒがPKを成功させ、1-1に追いついた。
しかし、反撃はここまで。試合は引き分けに終わり、2試合合計4-1でマンチェスター・シティが準決勝へ進出した。
2023年の準々決勝でシティが勝てた理由
この2試合を単なる得点差だけで評価するのは十分ではない。
重要なのは、シティがバイエルンの攻撃を受け止めながら、相手のミスやプレッシングの隙を得点に結びつけたことだ。
第1戦の2点目は、その典型例だった。
UEFAのテクニカル・オブザーバーによる分析では、シティがプレッシングの方法を調整したことが試合の流れを変えた要因として取り上げられている。
特に、ダヨ・ウパメカノへの圧力を強めたことでボール奪取が生まれ、ベルナルド・シウバのゴールにつながった。
第2戦では、シティが守備面でさらに安定感を高めた。バイエルンが攻撃を仕掛けても、最後の局面で決定的なチャンスを作らせなかった。
つまり、2023年の勝利はハーランドの得点力だけでなく、守備と攻撃を連動させたチーム全体の完成度によって生まれたものだった。
【人物相関と監督対決】ペップ、トゥヘル、ハーランドが試合に与えた影響
2023年の準々決勝を理解するうえで、両チームに関係する人物の背景も重要だ。
| 人物・クラブ | 当時の立場・関係 | 対戦への影響 |
|---|---|---|
| ペップ・グアルディオラ | シティ監督。2013~2016年はバイエルン監督 | バイエルンの戦術とクラブ事情を熟知 |
| トーマス・トゥヘル | 2023年3月にバイエルン監督へ就任 | シティとの準々決勝で指揮 |
| エーリング・ハーランド | シティのストライカー | 2試合で得点し、攻撃の中心を担う |
| ロドリ | シティの中盤の主力 | 第1戦で試合の均衡を破る先制点 |
| ベルナルド・シウバ | シティの攻撃的MF | 第1戦で2点目を記録 |
| ジョシュア・キミッヒ | バイエルンのMF | 第2戦でPKによる同点ゴール |
| バイエルン・ミュンヘン | ドイツを代表する強豪クラブ | 2023年準々決勝でシティと対戦 |
ペップ・グアルディオラは古巣バイエルンをどう攻略したのか
ペップ・グアルディオラにとって、バイエルンは特別なクラブだった。
2013年から2016年までバイエルンの監督を務め、在任中の3シーズンすべてでブンデスリーガ優勝を達成。国内外で7つのタイトルを獲得した。
その後、2016年夏にマンチェスター・シティへ移籍した。
つまり、2023年の準々決勝は、かつて自分が率いたクラブと対戦するという意味でも注目を集めた。
グアルディオラはバイエルンの選手たちの特徴や、チームが得意とするポゼッションを利用した攻撃の仕組みを知っていた。
第1戦で見せたプレッシングの調整や、第2戦での守備の安定は、相手の特徴を理解したうえで試合を組み立てた結果と見ることができる。
トーマス・トゥヘルはなぜシティを止められなかったのか
トゥヘルは2023年3月24日にバイエルンの監督に就任した。
ユリアン・ナーゲルスマンの後任としてシーズン途中にチームを引き継ぎ、短期間で欧州最高峰の舞台に臨むことになった。
トゥヘルには、シティを熟知しているという側面もあった。2021年のCL決勝ではチェルシーの監督としてグアルディオラ率いるシティを破っている。
ただし、2023年の準々決勝では状況が違った。
シティのプレッシングに対してバイエルンの後方からのビルドアップが不安定になり、ウパメカノのミスも失点につながった。
第2戦でもバイエルンは攻勢を強めたが、3点差を覆すほどの決定力を発揮できなかった。
監督個人の能力だけで勝敗が決まったわけではない。シーズン途中の監督交代による準備期間の短さと、シティのチームとしての成熟度の差が、結果に影響したと考えられる。
【実力比較】なぜマンチェスター・シティが通算成績で上回っているのか
対戦成績はシティの4勝、バイエルンの3勝、引き分け1試合。数字上の差はわずか1勝だ。
しかし、試合内容を時系列で見ると、両チームの戦い方にはいくつかの特徴がある。
1. シティは試合の流れを変える攻撃力を持つ
2013年12月の2-3、2014年11月の3-2、2023年4月の3-0は、いずれもシティの攻撃力が際立った試合だ。
特に注目すべきは、劣勢から試合をひっくり返す能力である。
2013年には0-2から逆転。2014年にはアグエロのハットトリックで勝利した。
2023年には、ロドリ、ベルナルド、ハーランドという異なる役割の選手が得点し、攻撃の多様性を見せた。
2. バイエルンは伝統的に強いポゼッションと攻撃の連動性を持つ
バイエルンは2011年、2013年、2014年にシティから勝利を挙げている。
特に2013年10月の3-1は、バイエルンのポゼッションと前線の連動性がシティを上回った試合だった。
その後もバイエルンは、ホームでの試合を中心に強さを発揮している。
ただし、2023年の準々決勝では、シティのプレスに対して後方からボールを運ぶことが難しくなり、従来の攻撃パターンを十分に機能させられなかった。
3. ハーランドの存在が2023年の対戦を変えた
ハーランドの加入は、シティの攻撃に新しい選択肢をもたらした。
従来のシティは、ボール保持とポジション交換を中心に攻撃を組み立てるスタイルで知られていた。
そこにハーランドという強力なストライカーが加わり、相手の最終ラインの背後を狙う攻撃や、クロスに合わせるフィニッシュがより明確になった。
2023年のバイエルン戦でも、ハーランドは第1戦と第2戦の両方でゴールを記録している。
シティがボールを保持するだけでなく、縦への速い攻撃でも相手を脅かせるようになったことは、2023年の勝利を説明する重要なポイントだ。
【2026年最新情報】両チームの次回対戦はいつ?直近の試合も確認
2026年10月31日時点で、マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンのCLでの直近の対戦は、2023年4月19日の準々決勝第2戦だ。
UEFA公式のヘッド・トゥ・ヘッドページでも、両クラブのCL対戦は2022/23シーズンが最新として掲載されている。
ただし、CL以外の親善試合も含めると、両者は2023年7月にも対戦している。
2023年7月の親善試合はシティが2-1で勝利
2023年7月26日、両チームは東京の新国立競技場で親善試合を行った。
結果はバイエルン1-2マンチェスター・シティ。
得点者は次のとおりだった。
- 22分:ジェームズ・マカティー(シティ)
- 82分:マティス・テル(バイエルン)
- 86分:アイメリク・ラポルテ(シティ)
観客数は65,049人。シティが終盤のラポルテのゴールで勝利した。
この試合はCLの公式対戦成績8試合には含まれないが、両クラブの直接対決を調べる際には押さえておきたい試合だ。
2026/27シーズンのCLで再戦する可能性は?
2026/27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは、36クラブによるリーグフェーズ方式で開催されている。
8月27日の公式抽選で決まった対戦相手を見ると、マンチェスター・シティとバイエルンはそれぞれ異なる8クラブと対戦する。
- マンチェスター・シティ: パリ・サンジェルマン、バルセロナ、スポルティングCP、ポルト、ナポリ、RBライプツィヒ、AEKアテネ、RCランス
- バイエルン: アーセナル、レアル・ベティス、ボデ/グリムト、スラヴィア・プラハ、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、リール、ヴァイキング
したがって、リーグフェーズで両者が直接対決する予定はない。
ただし、リーグフェーズ終了後のノックアウトステージでは、組み合わせ次第で対戦する可能性がある。
2023年の準々決勝以来となる再戦が実現すれば、当時とは異なる選手構成や戦術での対決が見られることになる。
【よくある質問】マンチェスター・シティ対バイエルンに関するFAQ
Q1:マンチェスター・シティ対バイエルンの通算対戦成績は?
UEFAチャンピオンズリーグの対戦に限ると、マンチェスター・シティが4勝1分け3敗でリードしている。総得点はシティ13点、バイエルン11点だ。
Q2:マンチェスター・シティ対バイエルンの歴代スコアで最も注目された試合は?
2023年4月11日のCL準々決勝第1戦だ。シティがロドリ、ベルナルド・シウバ、ハーランドの得点で3-0と勝利した。翌週の第2戦も1-1で終え、合計4-1でシティが突破した。
Q3:2023年のバイエルン対マンチェスター・シティは何対何だった?
2023年4月19日の準々決勝第2戦は1-1の引き分けだった。ハーランドが57分に先制し、バイエルンは83分にキミッヒのPKで追いついた。
Q4:ロドリはバイエルン戦で何をした?
2023年4月11日の準々決勝第1戦で、27分に約25メートルの位置から左足のミドルシュートを決めた。このゴールがシティの先制点となり、試合の流れを大きく変えた。
Q5:ペップ・グアルディオラはバイエルンの監督だった?
そうだ。2013年から2016年までバイエルンを率い、3シーズン連続でブンデスリーガ優勝を達成した。その後マンチェスター・シティの監督に就任している。
Q6:2026年にマンチェスター・シティとバイエルンの再戦はある?
2026/27シーズンのCLリーグフェーズでは直接対決が組まれていない。ノックアウトステージで対戦する可能性は残っているが、2026年10月31日時点で次回対戦の日程は確定していない。
まとめ:シティとバイエルンの力関係は2023年の4-1が象徴する
マンチェスター・シティ対バイエルンのUEFAチャンピオンズリーグ通算成績は、シティの4勝1分け3敗。総得点でも13対11とシティが上回っている。
2011年から2014年までの対戦では、バイエルンもシティも互角に近い戦いを繰り広げてきた。2013年の逆転劇や2014年のアグエロのハットトリックなど、歴代スコアには印象的な試合が並ぶ。
その流れを大きく変えたのが2023年のCL準々決勝だった。
ロドリの先制ゴール、ベルナルド・シウバの追加点、ハーランドの決定力。そしてペップ・グアルディオラの戦術的な対応が組み合わさり、シティは2試合合計4-1でバイエルンを退けた。
2026年現在も、CLでの直接対決における優位はシティにある。ただし、わずか1勝差という数字が示すように、両クラブの実力差を決定的なものと見るのは早計だ。
次に両チームが対戦するとき、2023年の再現になるのか、それともバイエルンが雪辱を果たすのか。欧州屈指の強豪同士による次の一戦にも注目したい。 (出典: マンc 対 バイエルン(Yahoo!ニュース))