近代五種とは?5種目のルール・得点方法、馬術廃止の理由と2026年最新情報を徹底解説
近代五種とは、フェンシング、水泳、オブスタクル(障害物競技)、射撃、ランニングという異なる能力を組み合わせ、選手1人の総合力を競うオリンピック競技です。1912年のストックホルム大会で始まった歴史ある競技ですが、2025年からシニア大会の種目構成が大きく変わり、長年採用されてきた馬術がオブスタクルに置き換わりました。
2026年はさらに競技形式が進化し、水泳が従来の200mから100mに短縮され、レーザーランの射撃回数も4回から5回に変更されています。愛知・名古屋アジア大会でも新ルールが採用され、日本代表の佐藤大宗選手らが出場しました。現在のルール、得点の仕組み、馬術廃止の背景から2028年ロサンゼルスオリンピックまで、観戦に役立つ情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 競技の基本:フェンシング・オブスタクル・水泳・レーザーランの4つの競技パートで、5つの運動要素を競う複合競技。
- 大きなルール変更:2025年から馬術がオブスタクルに変更。2026年は水泳100m、レーザーランの射撃5回制を採用。
- 日本勢の注目点:佐藤大宗選手はパリ五輪銀メダリスト。2026年愛知・名古屋アジア大会では女子団体が銅メダルを獲得。
【近代五種とは】5つの能力を1人で競う「キング・オブ・スポーツ」
近代五種は、英語でModern Pentathlonと呼ばれる複合競技です。名前にある「五種」は、異なる5つの競技要素を1人の選手がこなすことに由来します。
競技の基本理念は、身体能力だけでなく、判断力、技術、精神力、適応力を総合的に試すことです。短距離の瞬発力が必要な種目もあれば、冷静な判断や持久力が求められる種目もあります。
現在の近代五種は、次の4つの競技パートで構成されています。
- フェンシング
- オブスタクル(障害物競技)
- 水泳
- レーザーラン(射撃とランニングの複合競技)
ここで注意したいのが、4つの競技パートと5つの競技要素の違いです。レーザーランは射撃とランニングを組み合わせているため、競技要素としては5種類になります。
近代五種が誕生した歴史とクーベルタン男爵
近代五種の創設に深く関わった人物が、近代オリンピックの父として知られるピエール・ド・クーベルタン男爵です。
1912年の第5回ストックホルムオリンピックで正式に実施されました。当初の種目は、ピストル射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングの5つです。
クーベルタンが目指したのは、単一競技の専門能力だけでは測れない、幅広い身体能力と精神的な強さを持つ選手を評価することでした。
初期の大会では競技が複数日にわたって実施されていましたが、1996年のアトランタ大会から1日で競技を完結させる形式へ移行しました。女子個人種目がオリンピックに加わったのは2000年のシドニー大会です。オリンピック研究機関の歴史資料、UIPM公式歴史資料
こうした変化を経て、近代五種は伝統を維持しながら、競技時間や種目構成を時代に合わせて進化させてきました。
【5種目を徹底解説】フェンシング・水泳・オブスタクル・レーザーランのルール
近代五種を理解するには、それぞれの種目で何を競い、どのように得点が決まるのかを把握することが大切です。
2026年の国際大会で採用されている基本的な競技内容を整理すると、次のようになります。
| 競技パート | 競技内容 | 2026年のルール・得点のポイント |
|---|---|---|
| フェンシング | エペによる対戦 | 1分間の試合などを通じて勝敗を競い、勝率やトーナメント結果を得点化する |
| オブスタクル | 障害物コースを走破 | 70m・8障害物のコースを競走し、速いタイムほど高得点 |
| 水泳 | 自由形100m | 2026年から100mに短縮。1分10秒を250点の基準とし、0.2秒ごとに1点増減 |
| レーザーラン | レーザーピストル射撃とランニング | 600mを5周し、射撃を5回実施。13分20秒を500点の基準とする |
2026年の水泳とレーザーランの変更は、UIPM(国際近代五種連合)が正式に発表したものです。フェンシングの基本的な試合時間は1分で、オブスタクルは70m・8障害物の対戦形式が採用されています。UIPM「2026 Pentathlon World Cup Cairo」競技説明、2026年競技規則
フェンシング:エペの一瞬の攻防が得点を左右する
フェンシングでは、エペという剣を使用します。相手の有効面に先に突きを決めることを目指す競技で、近代五種では1分間の短い試合が採用されています。
一般的なフェンシングの試合と異なり、近代五種では複数の対戦結果を競技全体のポイントに反映させます。
予選ではランキングラウンドが行われ、選手同士の勝敗が記録されます。さらにシーディングや直接対決によって、準決勝・決勝の順位が決まる仕組みです。
観戦では、相手との距離を詰めるタイミングや、攻撃を仕掛ける判断に注目してください。短時間で勝負が決まるため、選手の反応速度と駆け引きが見どころです。
水泳:2026年から200mではなく100m自由形
水泳は自由形で行われます。従来のシニア競技では200m自由形が採用されていましたが、2026年シーズンから100m自由形に短縮されました。
2026年の基準は1分10秒で250点です。これより速ければ加点され、遅ければ減点されます。0.2秒の差が1ポイントに相当するため、わずかなタイム差が最終順位に影響します。
距離が短くなったことで、長距離的な持久力だけでなく、スタートダッシュやターン、短時間でのスピード維持も重要になりました。
オブスタクル:障害物を突破する新しい競技
オブスタクルは、近代五種に新しく加わった障害物競技です。英語のObstacleは障害物を意味し、選手は複数の障害を乗り越えながらゴールを目指します。
2026年の基本形式は、全長70m、8つの障害物です。2人の選手がそれぞれのレーンを走り、どちらが速くゴールできるかを競います。
コースには、段差、回転する大型の障害物、リング、バランスを取る設備、モンキーバーなどが組み込まれます。最後にゴールボタンを押すまでが競技です。
求められる能力は、単純な走力だけではありません。腕力、握力、体幹、跳躍力、バランス感覚、そして障害物に応じた身体の使い分けが必要です。
速く走れても障害物で失敗すればタイムを失います。逆に、走力で多少劣っていても、障害物を正確かつ効率的に突破できれば順位を上げられます。
レーザーラン:射撃とランニングを組み合わせた最終種目
レーザーランは、レーザーピストルによる射撃とランニングを組み合わせた競技です。近代五種の勝敗を決める最終局面であり、観客にとっても逆転劇が生まれやすい種目です。
選手は射撃場で所定数の命中を達成した後、ランニングを行います。2026年は600mのコースを5周し、射撃場への訪問も5回になりました。
従来の4回から5回へ変更されたことで、射撃の精度がレース展開に与える影響も大きくなっています。走る速さだけでなく、運動直後に呼吸を整え、正確に的を狙う能力が必要です。
特に注目したいのは、疲労が蓄積した終盤の射撃です。前半にリードしていた選手が射撃で時間を失い、後方から追い上げてきた選手に逆転される可能性もあります。
【得点方法を解説】近代五種は合計ポイントとレーザーランのスタート差で決まる
近代五種の得点方法で最も重要なのは、各競技の結果をポイントに換算し、その合計によって最終種目のスタート順を決めることです。
最初の3競技で獲得したポイントがスタート時間を決める
フェンシング、オブスタクル、水泳の3競技で獲得したポイントを合計し、レーザーランのスタート時間に反映します。
基本的には、ポイント差1点につきスタート時間に1秒の差が生じます。最もポイントが高い選手が先にスタートし、それ以外の選手はポイント差に応じて遅れてスタートします。
例えば、先頭選手と50ポイント差がある選手は、原則として50秒遅れてスタートします。
この方式によって、レーザーランは単独の長距離走ではなく、それまでの3競技の成績を引き継いだ勝負になります。
レーザーランの仕組みは「先着した選手が優勝」
レーザーランでは、射撃とランニングを繰り返しながら順位を競います。2026年の基準タイムは13分20秒で500点。1秒速ければ1点加算され、1秒遅ければ1点減算される仕組みです。
ただし、観戦時にすべてのポイント計算を追う必要はありません。最もわかりやすい判断基準は、最後にフィニッシュラインを通過した順番です。
前半の3種目で大量のポイントを獲得した選手は先にスタートできますが、射撃で時間を使ったり、ランニングで失速したりすると後続に追い抜かれます。
つまり、近代五種は序盤の安定した成績と、最後に実力を発揮する勝負強さの両方が必要な競技です。
2026年の得点ルールで注意したい変更点
インターネット上には、従来の200m水泳や射撃4回という説明が現在も掲載されています。日本近代五種協会の競技説明ページにも旧形式の説明が残っています。
しかし、2026年のUIPM公式発表では、水泳100m、レーザーランの射撃5回という新ルールが明示されています。
古い競技解説と2026年の大会結果が異なって見える場合は、開催年と適用ルールを確認することが大切です。特に大会ごとの競技要項や最新のUIPM競技規則を基準にすると、誤解を防げます。
【馬術廃止の理由】なぜ伝統の種目がオブスタクルに変わったのか
近代五種の歴史を語るうえで、大きな転換点となったのが馬術の廃止です。
1912年のストックホルム大会以来、馬術は近代五種の象徴的な種目として長く採用されてきました。しかし、2024年のパリ大会を最後に、オリンピックの近代五種から姿を消しました。
東京2020の馬術問題が議論を加速させた
馬術廃止をめぐる議論で広く知られるようになったのが、東京2020大会で発生した馬の福祉をめぐる問題です。
近代五種の馬術では、選手が自分の馬を持ち込むのではなく、抽選などで割り当てられた馬に騎乗する方式が採用されてきました。選手は限られた準備時間で、初めて乗る馬との意思疎通を図らなければなりません。
2021年の東京大会では、馬のセイントボーイをめぐる問題が国際的な議論を呼びました。UIPMは当時、馬の福祉と選手の安全を含む競技全体の見直しを表明しています。
ただし、馬術の廃止は東京大会の一件だけで決まったものではありません。競技の将来を見据えた長期的な改革が進められていました。UIPM「Horse welfare and athlete safety in Modern Pentathlon」2021年8月8日
廃止の主な理由はコスト・安全性・競技の普及
UIPMは2022年5月、60件以上の候補案を検討した結果、馬術に代わる第5の競技としてオブスタクルを選びました。
その際に示された主な理由は次のとおりです。
- 運営コストの削減:馬の輸送、飼育、管理、競技施設の準備などにかかる負担を軽減できる。
- 競技の普及:馬術施設を持たない国や地域でも練習環境を整えやすい。
- 安全性と持続可能性:競技施設を比較的簡素に整備でき、運営の負担を抑えられる。
- 観客への訴求力:障害物を突破するスピード感があり、若年層を含めて幅広い観客に伝わりやすい。
これらはUIPMが公表した選定理由であり、競技の普及や国際大会の運営面を重視した改革だったことがわかります。UIPM「New 5th Discipline update: Obstacle Discipline selected for testing」2022年5月2日
馬術からオブスタクルへの移行年表
- 1912年:ストックホルムオリンピックで近代五種が始まる。
- 2009年:射撃とランニングを統合したレーザーラン形式が導入される。
- 2021年:東京大会の馬術問題を受け、馬の福祉と競技の安全性が改めて議論される。
- 2022年:UIPMが馬術の後継種目としてオブスタクルを選定。
- 2023年:IOCがロサンゼルス2028大会での近代五種実施を承認し、新種目構成への移行が進む。
- 2024年:パリ大会がオリンピックで馬術を採用する最後の大会となる。
- 2025年:シニアの近代五種競技にオブスタクルが本格導入される。
- 2026年:水泳100m、レーザーラン射撃5回の新形式が始まる。
伝統を守ることだけではなく、世界中の選手が参加できる競技に変えることが改革の大きな目的でした。近代五種は競技の本質を維持しながら、参加のハードルと観戦環境を見直す段階に入っています。
【2026年最新】愛知・名古屋アジア大会と日本代表・佐藤大宗の結果
2026年の近代五種を語るうえで欠かせない大会が、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)です。
近代五種は2026年9月16日から20日まで愛知県安城市で実施されました。新しい競技形式が国内で行われた国際大会として、日本のファンにとっても重要な機会となりました。
2026年アジア大会の日本代表選手
日本近代五種協会が発表した代表選手は男女各4人、計8人です。
男子
- 佐藤大宗(自衛隊体育学校)
- 冨田洋輔(自衛隊体育学校)
- 篠木薫(警視庁)
- 関川和晃(警視庁)
女子
- 鈴木結理(自衛隊体育学校)
- 才藤歩夢(マイナビ)
- 内田美咲(自衛隊体育学校)
- 矢野佑歩(自衛隊体育学校)
いずれも2026年のナショナルチーム選考基準に基づいて選出された選手です。日本近代五種協会「第20回アジア競技大会 日本代表派遣選手団決定のお知らせ」2026年7月7日
佐藤大宗はパリ五輪銀メダリスト
日本代表の中心選手として注目されたのが、佐藤大宗(さとう・たいしゅう)です。
1993年10月20日生まれ、青森県出身。青森山田中学・高校では水泳部に所属し、高校卒業後に海上自衛隊へ入隊しました。その後、自衛隊体育学校で近代五種を始めています。
2023年のワールドカップでは日本勢初のメダルとなる2位に入り、同年の杭州アジア大会では男子個人6位、男子団体銅メダルを獲得しました。
そして2024年のパリオリンピックでは男子個人で銀メダルを獲得。近代五種における日本人初のオリンピックメダリストとなりました。JOC「佐藤大宗選手プロフィール」「パリ2024大会関連記事」
2026年アジア大会の日本勢の成績
2026年大会では、男子個人で冨田洋輔が8位、佐藤大宗が11位となりました。男子団体は4位でした。
一方、女子は内田美咲が6位、才藤歩夢が9位、矢野佑歩が10位、鈴木結理が13位。女子団体では銅メダルを獲得しています。
パリ五輪で銀メダルを獲得した佐藤選手にとって、2026年大会は新しい競技形式での国際大会でした。2024年の馬術を含む形式と、2026年のオブスタクルを含む形式では、必要な能力や戦略が異なります。
そのため、過去の成績だけで新形式への適応力を判断することはできません。今後は障害物競技での成績や、射撃とランニングを組み合わせる終盤の安定性が、日本代表の競争力を左右するポイントになります。日本近代五種協会「第20回アジア競技大会の競技結果について」2026年9月23日、UIPM公式大会結果
【ロサンゼルスオリンピック2028】新しい近代五種の見どころと展望
次の大きな目標となるのが、2028年7月に開催されるロサンゼルスオリンピックです。
IOCは2023年10月、近代五種をロサンゼルス2028大会の実施競技として正式に承認しました。この大会では、馬術に代わってオブスタクルが採用されます。
LA28の競技日程と開催場所
公表されている競技日程では、近代五種は2028年7月15日から18日まで開催される予定です。
- 7月15日:女子個人準決勝
- 7月16日:男子個人準決勝
- 7月17日:女子個人決勝
- 7月18日:男子個人決勝
会場はロサンゼルスのValley Complex 2です。大会の競技日程は今後変更される可能性があります。LA28公式競技日程、USA Pentathlon大会案内
オブスタクルは日本発のテレビ競技文化とも関係が深い
実は、オブスタクルの導入には日本のテレビ番組文化も関係しています。
UIPMは、障害物競技の発想について、日本のTBSが制作した「SASUKE」を起源とするNinja Warriorの人気を背景に挙げています。
障害物を突破するスピードと身体能力は、競技経験のない視聴者にも伝わりやすい特徴があります。フェンシングの細かな技術や得点計算がわからなくても、障害物を越えてゴールを目指す展開なら直感的に楽しめます。
これは競技の国際的な普及という観点でも大きな意味を持ちます。日本発のテレビ番組文化に通じる競技が、オリンピックの正式な種目構成に組み込まれたことは興味深い変化です。UIPM「Los Angeles, here we come」2023年10月16日
観戦するときに注目したい3つのポイント
1. オブスタクルでのタイム差
障害物を越える速さだけでなく、失敗せずにコースを走破できるかが重要です。選手の身体能力と技術の違いがわかりやすく表れる種目です。
2. フェンシング・水泳終了時点のポイント
レーザーランのスタート差に直結するため、前半の競技結果がそのまま終盤の展開を左右します。どの選手が先行するのか、何秒差でスタートするのかに注目してください。
3. 最終種目の射撃精度と逆転劇
レーザーランでは、走力があっても射撃で時間を失うと順位が下がります。反対に、射撃を素早く正確に終えられれば、前方の選手との差を縮められます。
近代五種の面白さは、特定の種目が得意なだけでは勝てないところにあります。5つの能力をどれだけ高い水準で組み合わせられるかが、最終順位を決めるのです。
【近代五種に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:近代五種は全部で何種目ありますか?
A1:フェンシング、オブスタクル、水泳、射撃、ランニングの5つの競技要素があります。ただし、射撃とランニングはレーザーランとして一体化しているため、競技パートとしては4つに分かれます。
Q2:近代五種の馬術はいつ廃止されましたか?
A2:オリンピックでは2024年パリ大会が馬術を採用した最後の大会です。2025年からシニアの近代五種にオブスタクルが本格導入されました。
Q3:近代五種のレーザーランとは何ですか?
A3:レーザーピストルによる射撃とランニングを組み合わせた最終種目です。2026年の基本形式では600mを5周し、射撃を5回行います。それまでの競技ポイントに応じてスタート時間が変わり、最初にゴールした選手が優勝します。
Q4:2026年の水泳は200mですか、100mですか?
A4:2026年シーズンから100m自由形に変更されています。従来の200mという情報は旧ルールに基づく説明です。
Q5:日本の近代五種で有名な選手は誰ですか?
A5:代表的な選手は佐藤大宗です。2024年パリオリンピック男子個人で銀メダルを獲得し、日本近代五種史上初のオリンピックメダリストになりました。2026年のナショナルチームには冨田洋輔、篠木薫、関川和晃、内田美咲、鈴木結理、才藤歩夢、矢野佑歩らも選出されています。
Q6:近代五種は2028年ロサンゼルスオリンピックでも実施されますか?
A6:実施されます。2028年大会では馬術に代わってオブスタクルが採用され、フェンシング、水泳、オブスタクル、レーザーランの新形式で競われる予定です。
まとめ:近代五種は総合力と最後の勝負強さが魅力
近代五種は、1912年のストックホルムオリンピックから続く伝統競技でありながら、2025年からのオブスタクル導入、2026年の水泳100m化とレーザーランの射撃5回制によって、大きく姿を変えています。
馬術廃止の背景には、東京大会での馬の福祉をめぐる問題だけでなく、運営コスト、国際的な普及、安全性、観客への訴求力といった複数の課題がありました。
2026年の愛知・名古屋アジア大会では、日本女子団体が銅メダルを獲得。佐藤大宗選手も新形式の大会に出場し、日本の近代五種が次のオリンピックに向けて歩みを進めています。
【プロの結論】
近代五種を観戦するときは、個々の種目の順位だけでなく、前半のポイントがレーザーランのスタート差にどう反映されるかを見ることが重要です。
また、2024年以前の馬術を含む競技と、2025年以降のオブスタクルを含む競技は、同じ近代五種でも求められる能力が異なります。過去の記録を比較するときは、必ず適用されたルールを確認しましょう。
2028年ロサンゼルスオリンピックでは、新しい近代五種が世界の舞台で本格的に試されます。フェンシングの技術、水泳のスピード、障害物を突破する身体能力、そしてレーザーランでの冷静さ。異なる能力を1人で発揮する選手たちの戦いに注目です。 (出典: 近代 5 種(Yahoo!ニュース))