シカゴ・カブス日本人選手2026年最新!鈴木誠也・今永昇太の成績とFA、歴代の歩みを徹底解説
2026年のシカゴ・カブスでは、日本人選手の鈴木誠也と今永昇太がチームの中心的な戦力としてシーズンを戦いました。鈴木誠也は打率.270、26本塁打、OPS.841を記録し、打線を支える主力打者として活躍。一方、今永昇太は11勝10敗、防御率3.77、174奪三振という成績で先発ローテーションを担いました。
注目されるのは、2026年シーズン終了後の契約問題です。鈴木は5年8500万ドルの契約を終えてFA市場に入り、今永も2025年にクオリファイングオファー(QO)を受諾した1年契約を終え、再びFAとなりました。さらに、福留孝介、ダルビッシュ有、上原浩治ら歴代日本人選手の実績を振り返ると、カブスと日本人選手の関係が長年にわたって続いてきたことが分かります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の日本人選手は鈴木誠也と今永昇太の2人。
- 鈴木は打率.270・26本塁打・OPS.841、今永は11勝10敗・防御率3.77・174奪三振を記録。
- 2人とも2027年に向けてFA市場に入り、鈴木にはQOの可能性、今永には再契約の行方が注目される。
- カブスには過去にも福留孝介、ダルビッシュ有、上原浩治など8人の日本出身選手が在籍した。
【2026年最新】シカゴ・カブスの日本人選手は鈴木誠也と今永昇太
外野手・右投右打・背番号27
打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841。長打力と出塁能力を兼ね備えた打線の中心選手。
左投左打・先発投手・背番号18
11勝10敗、防御率3.77、174奪三振。32試合に先発し、174回1/3を投げた。
2026年のカブスでは、この2人が異なる役割でチームを支えました。
鈴木誠也は26本塁打、OPS.841の好成績
鈴木誠也は2022年に広島東洋カープからMLBへ移籍しました。
メジャー挑戦当初は、日本とは異なる投手の球質や配球への対応が課題でしたが、年数を重ねるにつれて長打力と選球眼を発揮。カブスの中軸を担う打者へと成長しました。
2026年のレギュラーシーズン成績は次のとおりです。
- 試合数:143試合
- 打数:545
- 安打:147
- 打率:.270
- 本塁打:26
- 打点:86
- 出塁率:.368
- 長打率:.473
- OPS:.841
特に注目したいのは、OPS.841という数字です。
OPSは出塁率と長打率を合計した指標で、打者の総合的な攻撃力を把握する際に使われます。26本塁打という長打力だけでなく、出塁率.368も残している点が鈴木の価値を示しています。
また、2026年は守備面でも改善が見られました。MLB.comのシーズン総括では、鈴木のOuts Above Averageがプラス5、Fielding Run Valueがプラス7と紹介されています。
打撃だけでなく、外野守備でも評価を高めたシーズンでした。
今永昇太は11勝、防御率3.77、174奪三振
今永昇太は2024年に横浜DeNAベイスターズからカブスに加入しました。
メジャー1年目の2024年には15勝3敗、防御率2.91を記録。オールスターにも選出され、ナショナル・リーグの新人王投票やサイ・ヤング賞投票でも名前が挙がる活躍を見せました。
2026年の成績は以下のとおりです。
- 登板:32試合
- 先発:32試合
- 勝敗:11勝10敗
- 防御率:3.77
- 投球回:174回1/3
- 奪三振:174
- WHIP:1.10
WHIPは1イニング当たりに許した安打と四球の合計を示す指標です。1.10という数字は、走者を出す頻度を抑えながら投球していたことを示しています。
一方、課題として残ったのが被本塁打です。2026年は35本の本塁打を許し、MLB.comの報道ではリーグで2番目に多い水準だったとされています。
つまり、174回1/3を投げて11勝を挙げる安定感を示した一方、長打を許すリスクへの対応が今後の評価を左右するポイントになっています。
【2027年の去就】鈴木誠也と今永昇太はなぜFAになった?
2026年シーズン終了後、カブスの日本人選手2人はともにFA市場に入りました。
ただし、2人の契約経緯は大きく異なります。
鈴木誠也は5年8500万ドルの契約が満了
鈴木誠也は2022年3月、広島東洋カープからカブスに移籍する際、5年総額8500万ドルの契約を結びました。
この契約は2026年シーズンまでのもので、2026年が最終年に当たります。
MLB公式の10月10日付の記事でも、鈴木が契約最終年を終えてFA市場に入る見通しが取り上げられました。
同記事によると、鈴木自身もFAについて新しい経験になると語り、シカゴで過ごした時間やチームメート、ファンへの思いを振り返っています。
カブスの編成本部長ジェド・ホイヤーも、チームには複数のFA選手がおり、全員を残留させることは難しいという趣旨の説明をしています。
鈴木の2026年成績を考えると、FA市場での評価は高い水準になる可能性があります。
MLB.comの2026~27年FAランキングでは、鈴木は全体5位にランクされています。右打ちの外野手として、26本塁打とOPS.841を残したことは大きな強みです。
鈴木誠也にクオリファイングオファーは提示される?
2026年オフの注目事項が、クオリファイングオファー(QO)です。
QOとは、球団が一定の条件を満たすFA選手に提示できる1年契約のことです。
2026~27年オフの金額は年俸2315万ドルと発表されています。
- QOを受諾する:提示した球団と1年契約を結ぶ
- QOを拒否する:FAとして他球団との交渉を続けられる
- QOを拒否して他球団と契約する:一定の条件のもと、元球団にドラフト指名権の補償が発生する
MLB.comは10月29日付の記事で、鈴木をQOの有力候補として掲載しました。
ただし、候補に挙がっていることと、実際に正式提示されたことは別です。10月30日時点では、鈴木への正式提示・受諾の発表とは区別して考える必要があります。
今永昇太は2025年のQO受諾が重要なポイント
今永の契約問題は、鈴木よりも複雑です。
2025年オフ、カブスは今永の契約に含まれていた3年5750万ドルの球団オプションを行使しませんでした。
その後、今永側も2026年の選手オプション1525万ドルを選択せず、FA市場に出ました。
そこでカブスが提示したのが、1年2202万5000ドルのQOです。
今永はこれを受諾し、2026年シーズンもカブスでプレーすることを決めました。
この契約経緯は、2025年11月18日のカブス公式発表で確認できます。
そして2026年シーズン終了後、今永は再びFAとなりました。
ここで重要なのは、今永は過去にQOを受け取って受諾しているため、2026年オフに再びQOを受ける資格がないという点です。
鈴木とは異なり、2027年に向けて2315万ドルのQOを提示する選択肢はありません。
2人のFA・契約状況を比較
| 項目 | 鈴木誠也 | 今永昇太 |
|---|---|---|
| カブス加入 | 2022年 | 2024年 |
| 2026年契約 | 5年8500万ドル契約の最終年 | 1年2202万5000ドル |
| 2026年成績 | 打率.270、26本塁打 | 11勝10敗、防御率3.77 |
| シーズン後 | FA | FA |
| 2026年QO | 提示候補 | 再提示の対象外 |
| 2027年 | 再契約・他球団移籍など | 再契約・他球団移籍など |
2027年に2人が再び同じユニフォームを着るかどうかは、今後の交渉次第です。
【歴代一覧】シカゴ・カブスでプレーした日本人選手は誰?
カブスには、鈴木誠也と今永昇太以前にも、多くの日本出身選手が在籍していました。
MLBの球団史に関する公式記事では、2人を除く歴代の日本出身選手として8人が紹介されています。
その顔ぶれは、次のとおりです。
出典:MLB.comのカブス日本出身選手の球団史、各選手の公式成績。期間はMLB公式記事に基づく。
この一覧から分かるように、カブスでは2008年から2026年まで、日本出身選手が継続的にプレーしてきました。
ただし、在籍期間や出場機会には大きな違いがあります。主力として長期間活躍した選手もいれば、短期間だけメジャーの試合に出場した選手もいます。
【歴代選手の活躍】福留孝介・ダルビッシュ有・上原浩治らの実績
歴代選手の中でも、特に注目したいのが福留孝介、ダルビッシュ有、上原浩治、川崎宗則、和田毅の5人です。
福留孝介:カブス初の日本出身選手
在籍:2008~2011年
カブスにおける日本人選手の歴史を切り開いた存在。
福留孝介は2008年に中日ドラゴンズからカブスに加入しました。
メジャーデビュー戦となった2008年3月31日のブルワーズ戦では、9回に同点となる3ラン本塁打を放ちました。
この印象的なデビューによって、シカゴのファンに強い印象を残しました。
ルーキーイヤーにはオールスターゲームにも選出。カブスでは4シーズンにわたってプレーし、通算513試合に出場しています。
日本人選手がカブスで活躍する歴史を考えるうえで、福留は欠かせない存在です。
ダルビッシュ有:2020年のサイ・ヤング賞投票2位
在籍:2018~2020年
カブス時代の2020年に圧倒的な投球を披露。
ダルビッシュ有は2017年オフにカブスと契約し、2018年から2020年までプレーしました。
特に注目されたのが2020年です。
短縮シーズンとなったこの年、ダルビッシュは安定した投球を続け、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入りました。
日本人投手がMLBの名門球団でエース級の存在感を示した代表的な事例です。
上原浩治:MLBキャリア最後の所属球団
在籍:2017年
42歳でカブスのブルペンを支えたベテラン投手。
上原浩治は2017年にカブスでプレーしました。
同年は43イニングを投げ、防御率3.98を記録。42歳での登板となり、豊富な経験を生かして救援陣を支えました。
レッドソックス時代にはワールドシリーズ制覇も経験しており、カブスはMLBでのキャリアを締めくくった球団です。
川崎宗則:2016年の世界一を経験
在籍:2016年
少ない打席数ながら打率.333を記録。
川崎宗則は2016年にカブスに所属しました。
出場は21打数と限られていましたが、7安打を記録して打率.333を残しました。
2016年はカブスが108年ぶりにワールドシリーズを制覇した歴史的な年です。
川崎自身はポストシーズンの試合には出場していませんが、優勝メンバーの一員としてワールドシリーズのチャンピオンリングを獲得しました。
和田毅・藤川球児・高橋尚成・田口壮
ほかにも、カブスでは個性の異なる日本人選手がプレーしました。
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こうして見ると、カブスの日本人選手の歴史は、野手と投手の両方に広がっています。
【独自分析】カブスと日本人選手の関係が続いてきた理由
カブスが日本人選手を獲得してきた背景には、選手個人の能力だけでなく、球団の編成方針やMLBにおける日本人選手の評価の変化があります。
日本人野手と投手の両方に実績がある
福留孝介から鈴木誠也へ続く野手の系譜と、ダルビッシュ有、上原浩治、今永昇太ら投手の系譜は、それぞれ異なる形でカブスに貢献してきました。
特に近年は、日本人選手のMLB適応に関する情報やデータが蓄積され、NPBでの実績をMLBでどう再現するかという評価も精緻になっています。
鈴木の場合は長打力と出塁能力、今永の場合は制球力や奪三振能力が評価の中心です。
同じ日本出身選手であっても、球団が期待する役割は異なります。
2026年の2人は異なる意味でチームに貢献した
鈴木は143試合で26本塁打を記録し、長期間にわたって打線を支えました。
一方、今永は32試合に先発し、174回1/3を投げています。
打者として毎日のように出場する鈴木と、先発投手として試合の流れをつくる今永では、チームへの貢献の仕方が違います。
この2人が同時に所属していたことは、日本のファンにとってもカブスを応援する大きな理由になっていました。
2027年は球団の編成力が試される
2026年オフのカブスは、日本人選手だけでなく複数の主力選手がFA市場に出ています。
MLB.comの報道では、鈴木や今永に加え、イアン・ハップら野手や複数の投手も契約上の判断を迎えています。
ホイヤー編成本部長は、2027年に向けて投手陣の強化を重要課題として挙げています。
そのため、今永の再契約については、本人の評価だけでなく、球団が先発ローテーションをどう再構築するかという問題も関係してきます。
鈴木については、打撃と守備の両面で評価される外野手として、他球団との契約競争も焦点になりそうです。
【プロの結論】2027年のカブス日本人選手を見極める3つのポイント
2027年の去就を追う際には、単純に「カブスに残るか、移籍するか」だけを見るのでは不十分です。
注目したいのは、次の3点です。
1.鈴木誠也のQOと複数年契約
2026年の26本塁打、OPS.841という実績は、鈴木の市場価値を考えるうえで重要です。
QOを受諾すれば2027年も1年契約でカブスに残る道があります。一方、拒否すれば複数年契約を含めた市場で交渉できます。
2.今永昇太の再契約条件
今永はQOを再提示される資格がありません。
そのため、球団と本人が年俸、契約年数、起用方法などについて直接交渉することになります。
2026年の174奪三振と174回1/3という投球実績は評価材料ですが、被本塁打35本という課題も契約判断に影響する可能性があります。
3.カブスの2027年投手陣の再編
今永が残留するかどうかは、カブスの先発ローテーションにも関わります。
球団は2026年オフに投手力の強化を課題として掲げており、先発投手の補強と既存選手の再契約をどう組み合わせるかが重要です。
最も注目すべきなのは、鈴木と今永のどちらか一方だけを評価するのではなく、球団全体の編成と合わせて去就を判断することです。
【シカゴ・カブスの日本人選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、カブスに所属している日本人選手は誰ですか?
2026年シーズン中は鈴木誠也と今永昇太の2人です。ただし、シーズン終了後の2026年10月30日時点では、2人ともFA市場に入っており、2027年の所属先は決まっていません。
Q2:鈴木誠也の2026年の成績は?
打率.270、26本塁打、86打点、出塁率.368、長打率.473、OPS.841です。143試合に出場し、攻守両面で存在感を示しました。
Q3:今永昇太は2027年もカブスに残留しますか?
現時点で残留は確定していません。2026年は11勝10敗、防御率3.77を記録しました。2025年オフに受諾したQOによる1年契約が終了し、再びFAとなっています。カブスとの再契約も選択肢ですが、他球団との交渉も可能です。
まとめ:カブス日本人選手の歴史と2027年の展望
シカゴ・カブスは、2008年の福留孝介を皮切りに、田口壮、藤川球児、高橋尚成、和田毅、川崎宗則、上原浩治、ダルビッシュ有といった日本出身選手を迎えてきました。
そして2026年には、鈴木誠也が打率.270・26本塁打・OPS.841、今永昇太が11勝10敗・防御率3.77・174奪三振という成績を残しました。
2人ともシーズン終了後にFAとなり、2027年の去就は新たな局面を迎えています。
鈴木にはQOや複数年契約、今永にはQO受諾歴を踏まえた再契約交渉という、それぞれ異なる課題があります。
2027年のカブスを占う最大のポイントは、鈴木誠也の打撃力と今永昇太の先発能力を球団がどのように評価し、チームの再編に組み込むかです。
日本人選手の歴史を積み重ねてきたカブスが、2027年も日本人選手とともに戦うのか。今後の契約発表と球団の補強方針が大きな注目点になります。 (出典: シカゴ カブス 日本 人(Yahoo!ニュース))