24時間テレビの歌を総整理!サライ誕生秘話と2026年の歌唱曲・歴代名曲を徹底解説
24時間テレビの歌といえば、番組のフィナーレを飾る「サライ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、実際の番組では、チャリティーマラソンのランナーを応援する「負けないで」や、出演者が参加する音楽企画の歌唱曲など、さまざまな楽曲が披露されています。特に2026年8月29日・30日に放送された第49回では、ZARDの「負けないで」に加え、あいみょんの「マリーゴールド」なども登場しました。
「サライ」は1992年に加山雄三さんと谷村新司さんによって生み出された楽曲です。視聴者から寄せられたメッセージをもとに、番組放送中の24時間で制作されたという誕生経緯も知られています。この記事では、作詞・作曲の担当者、制作秘話、歴代の定番応援歌、2026年の実際の歌唱曲まで整理し、それぞれの楽曲が番組で歌われる理由を解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - サライの誕生: 1992年、加山雄三さんが作曲、谷村新司さんが作詞を担当し、視聴者参加型企画から誕生。 - 2026年の歌唱曲: ZARDの「負けないで」、あいみょんの「マリーゴールド」、Mr.Childrenの「HANABI」などが披露された。 - 曲ごとの役割: 「サライ」はエンディング、「負けないで」はマラソン応援歌、その他の楽曲は番組内の企画や出演者によるパフォーマンスを彩る。
【まず結論】24時間テレビの代表曲は「サライ」と「負けないで」
24時間テレビで歌われる楽曲は、大きく分けると3つのカテゴリーに整理できます。
1つ目は、番組の最後を象徴する「サライ」です。1992年の誕生以来、番組のフィナーレで出演者や会場が一緒に歌う楽曲として親しまれてきました。
2つ目は、チャリティーマラソンのランナーを応援する楽曲です。代表格がZARDの「負けないで」。ランナーがゴールを目指す終盤に歌われることで、24時間テレビを象徴する応援歌として定着しました。
3つ目は、番組内の特別企画で披露される歌唱曲です。出演者の思い出の曲、人気番組のテーマに合った楽曲、アーティストによる生歌唱などが含まれます。
この3つは同じ「24時間テレビの歌」でも役割が異なります。検索するときも、エンディング曲を知りたいのか、マラソン中に流れた曲を知りたいのか、企画で披露された曲を知りたいのかによって、探すべき楽曲が変わります。
【1992年誕生】サライの作詞・作曲は誰?加山雄三と谷村新司の制作秘話
「サライ」の誕生を支えた2人
- 作詞:谷村新司
- 作曲:弾厚作(加山雄三)
- 編曲:羽田健太郎
1992年・第15回24時間テレビ
サライが誕生したのは1992年
「サライ」が初めて制作されたのは、1992年8月29日・30日に放送された第15回24時間テレビです。
この年の番組テーマは「愛の歌声は地球を救う」。番組15回目の記念企画として、視聴者から寄せられた愛のメッセージをもとに、24時間以内にオリジナル楽曲を完成させるという挑戦が行われました。
そこで作詞を担当したのが、アリスのメンバーとしても知られる谷村新司さんです。
作曲は加山雄三さんが担当しました。ただし、作曲者としての名義は本名や芸名の加山雄三ではなく、長年使用してきたペンネームの「弾厚作」です。
編曲は作曲家・ピアニストの羽田健太郎さんが担当しました。
9000通ものメッセージから生まれた歌
制作の背景で注目したいのが、視聴者参加型だったという点です。
2024年のオリコン報道によると、当時番組には約9000通もの歌詞に関するメッセージが届いたとされています。
谷村さんは、その膨大なメッセージを整理し、ひとつの歌詞としてまとめる役割を担いました。
制作作業は時間との勝負でした。
JFNの番組で紹介された制作秘話によると、作業は次のように進められました。
- 加山雄三さん:およそ8時間をかけて作曲
- 谷村新司さん:およそ8時間をかけて作詞
- 羽田健太郎さん:およそ8時間をかけて編曲・譜面作成
それぞれが役割を分担し、同時進行で作業することで、24時間以内の完成を目指したのです。
単に有名歌手が集まって曲を作ったというだけではありません。視聴者の言葉をプロの音楽家が受け取り、ひとつの作品に仕上げたという点に、この楽曲ならではの特徴があります。
「サライ」というタイトルの意味
「サライ」はペルシャ語に由来する言葉で、宿や家などを意味します。
楽曲では、この言葉を心の帰る場所や故郷というイメージに重ねています。
長い道のりを進んだ先にある帰る場所。離れていても心がつながっている場所。
こうしたイメージが、24時間テレビのチャリティーという番組の性格とも重なりました。
タイトルそのものが、単なる応援歌ではなく、人と人とのつながりを感じさせるものになっています。
加山雄三と谷村新司にとっても特別な共作だった
2人は、仕事で共演する以前から、子どもが同じ夏期講習に通っていた縁で交流があったと日刊スポーツが伝えています。
谷村さんにとって加山さんは、若いころから憧れていた存在でした。
日刊スポーツの記事では、谷村さんが加山さんとの共作について、憧れの人と一緒に制作できたことへの大きな喜びを語っていたことも紹介されています。
また、2022年の第45回では、加山さんのコンサート活動引退を前に、2人がそろって「サライ」を歌いました。
その後、谷村さんは2023年10月に74歳で亡くなっています。
2024年の放送では、堀内孝雄さんや武田鉄矢さんらが「サライ」を歌い、映像に映し出された谷村さんへの感謝を届けました。オリジナルの2人による共演がなくなった後も、楽曲は番組の中で受け継がれています。
【なぜ毎年歌う?】サライ・負けないで・マラソン応援歌の違い
24時間テレビの歌を理解するには、それぞれの曲がどの場面で使われるのかを知ることが大切です。
1. サライは番組のフィナーレを象徴する曲
「サライ」は、番組の最後に出演者や会場の人々が一緒に歌うことで知られています。
その役割は、単に放送終了を知らせることではありません。
24時間にわたって紹介されたさまざまな企画、挑戦した人々の姿、支援を必要とする人たちへの思いを、最後にひとつの歌に集約する役割があります。
視聴者から届いたメッセージが出発点になった曲だからこそ、出演者だけでなくテレビの前の人も一緒に歌える楽曲として定着したのでしょう。
2. ZARDの「負けないで」はマラソン応援歌
- 発売:1993年
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 位置づけ:チャリティーマラソンの代表的な応援歌
「負けないで」は、1993年に発売されたZARDの代表曲です。
もともと24時間テレビのために作られた楽曲ではありません。別のテレビドラマの主題歌として世に出た既存曲でした。
しかし、歌詞に込められた前向きなメッセージと、ゴールを目指すランナーの姿が重なり、チャリティーマラソンの応援歌として強い印象を残すようになりました。
オリコンが2007年に紹介した応援ソングの調査でも、24時間テレビのマラソンで流れることが、同曲が幅広い世代に知られる理由のひとつとして取り上げられています。
3. 企画内の歌唱曲は毎年変わる
番組には「サライ」や「負けないで」以外にも、さまざまな楽曲が登場します。
例えば、出演者が自分の好きな曲を歌う企画、グループでの合唱、アーティストによる生パフォーマンスなどです。
こうした歌唱曲は、番組の企画内容や出演者によって変わります。
そのため、過去の放送で歌われた曲が翌年も必ず披露されるわけではありません。
【2026年最新】24時間テレビ49で歌われた曲は?負けないで・マリーゴールドも登場
2026年の第49回24時間テレビは、8月29日(土)から30日(日)にかけて放送されました。
番組テーマは「わたしの家族の話〜あなたは誰を想う?〜」。チャリティーランナーは星野真里さん、総合司会は内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美さんが務めました。
この年はマラソン応援歌だけでなく、深夜の歌合戦や大合奏企画でも多彩な楽曲が披露されています。
2026年の主な歌唱曲・出演者一覧
2026年の放送内容を、曲の役割と出演者の関係から整理すると次のとおりです。
2026年も「負けないで」が歌われた
今回の注目点のひとつは、ZARDの「負けないで」がマラソン応援の場面で登場したことです。
2026年8月30日の放送内容記録では、星野真里さんが走行距離78キロを過ぎた場面で「負けないで」が歌われ、その後、星野さんは両国国技館に到着しました。
星野さんがチャリティーランナーとしてゴールしたのは、午後8時42分ごろです。
その後のフィナーレでは、出演者が「サライ」を合唱しました。
つまり、2026年も「負けないで」でランナーを応援し、「サライ」で番組を締めくくるという、2曲の象徴的な役割が見られたのです。
畑芽育とCRAZY COCOが歌った「マリーゴールド」
2026年の企画歌唱曲で話題になったのが、あいみょんの「マリーゴールド」です。
8月29日から30日にかけて放送された「内村光良&有吉弘行の日テレファミリー歌合戦~私がファミリーと届けたい歌~」に、『夜の音』チームとして畑芽育さんとCRAZY COCOさんが出演しました。
2人が披露したのが、あいみょんの「マリーゴールド」です。
オリコンの2026年8月30日の報道では、歌唱前に畑さんが同曲について、昔から好きだったという思いを語っていたことも紹介されています。
普段のドラマやバラエティーで見る姿とは違う、出演者の歌唱パフォーマンスを楽しめる企画でした。
SixTONESも参加した「HANABI」「空も飛べるはず」
2026年は歌合戦とは別に、内村光良さんがマエストロを務める「みんなで大合奏パフォーマンス」も行われました。
演奏されたのは、Mr.Childrenの「HANABI」とスピッツの「空も飛べるはず」です。
SixTONESのメンバーも参加し、京本大我さんがリードボーカルを担当。ジェシーさんがドラム、松村北斗さんがリードエレキギター、髙地優吾さんがベース、森本慎太郎さんがシロフォン、田中樹さんがグロッケンシュピールを担当しました。
この企画はマラソン中継とリアルタイムでつながり、走り続ける星野真里さんにエールを送る演出でした。
単にヒット曲を披露するのではなく、出演者が楽器を担当し、ひとつの音楽を完成させることに意味があった企画です。
【歴代の定番曲】24時間テレビで歌われる応援ソングとテーマ曲
24時間テレビでは、長年にわたって番組を彩ってきた楽曲があります。
歴代の代表的な楽曲
ZARD「負けないで」
1993年発売。チャリティーマラソンの応援歌として知られる代表曲。
爆風スランプ「Runner」
前へ進む力強さを感じさせる応援ソング。マラソン企画を連想する楽曲のひとつ。
岡本真夜「TOMORROW」
希望や明日への前向きな気持ちを伝える代表的な応援歌。
ゆず「栄光の架橋」
努力や挑戦、達成までの道のりを表現する楽曲。
槇原敬之「どんなときも。」
自分らしさや前向きな生き方をテーマにした楽曲。
これらは「サライ」と同じように、番組のためだけに作られた曲というわけではありません。既存のヒット曲が、番組の企画や応援の場面と結びつくことで、24時間テレビを象徴する音楽として認識されてきました。
「歴代テーマソング」は毎年1曲ずつ存在するのか
ここは混同しやすいポイントです。
日本テレビ公式の歴史ページでは、各年の番組テーマが掲載されています。例えば、1992年は「愛の歌声は地球を救う」、2025年は「あなたのことを教えて」、2026年は「わたしの家族の話〜あなたは誰を想う?〜」です。
これは各年の番組全体のテーマであり、毎年ひとつの専用テーマソングが設定されているという意味ではありません。
「サライ」は1992年に誕生した番組の象徴的な楽曲であり、「負けないで」はマラソン応援歌として定着した既存曲です。
さらに、出演者や企画に合わせて歌唱曲が追加されます。
したがって、歴代のテーマソングを調べる場合は、次の3種類を区別すると理解しやすくなります。
- 番組の象徴的な楽曲:サライ
- マラソンや挑戦を応援する楽曲:負けないで、Runnerなど
- 各年の企画・出演者による歌唱曲:その年の特別企画で披露される楽曲
【よくある誤解を検証】24時間テレビの歌はなぜ毎年変わる?
24時間テレビの歌を調べていると、「サライが番組の唯一のテーマソングなのか」「負けないでは必ず流れるのか」といった疑問が出てきます。
ここでは、押さえておきたいポイントを整理します。
誤解1:サライは毎年新しく作られる曲?
違います。
「サライ」は1992年に制作された楽曲で、毎年新曲として作り直されているわけではありません。
歌い手や演出が変わることはありますが、基本的には同じ楽曲が歌い継がれています。
誤解2:負けないでは24時間テレビ専用の曲?
これも違います。
「負けないで」は1993年に発売されたZARDの楽曲です。24時間テレビのために作られたものではなく、番組のマラソン企画との結びつきによって、代表的な応援歌として広く認識されるようになりました。
誤解3:毎年、同じ曲が同じ場面で流れる?
必ずしもそうではありません。
2025年の放送では、チャリティーマラソンの場面でHump Backの「拝啓、少年よ」が使われたことが報じられています。
2026年には、星野真里さんのマラソン中に「負けないで」が歌われました。
このように、番組の演出や企画によって選曲は変化します。
「サライ」が象徴的な楽曲として残りながら、マラソン応援歌や企画内の歌唱曲は、その年の出演者や演出に合わせて変わっていくのです。
【プロの結論】24時間テレビの歌は「誰と、どの場面で歌うか」が重要
音楽面から24時間テレビを見ると、単に人気曲を並べているわけではないことが分かります。
「サライ」は長時間の放送を締めくくるための共有曲、「負けないで」はゴールを目指す人を応援する曲、企画内の歌唱曲は出演者や視聴者に新しい一面を届ける曲です。
それぞれに役割があります。
特に注目したいのは、2026年の「マリーゴールド」と「HANABI」「空も飛べるはず」です。
これらは従来の定番曲を置き換えるものではなく、番組に新しい音楽体験を加えるものです。
過去の放送を振り返るときも、曲名だけで判断するのではなく、誰が歌い、どの企画で披露され、どんな場面につながったのかを見ると、番組の音楽演出をより深く楽しめます。
【24時間テレビの歌】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:24時間テレビの最後に歌われる曲は何ですか?
「サライ」です。1992年に加山雄三さんと谷村新司さんによって制作され、番組のフィナーレを象徴する楽曲として歌い継がれています。
Q2:2026年の24時間テレビでもZARDの「負けないで」は歌われましたか?
はい。2026年8月30日の第49回放送で、星野真里さんのチャリティーマラソン中に歌われました。その後、ゴールを迎えたフィナーレでは「サライ」が合唱されました。
Q3:2026年の24時間テレビで「マリーゴールド」を歌ったのは誰ですか?
畑芽育さんとCRAZY COCOさんです。内村光良さんと有吉弘行さんが司会を務めた「日テレファミリー歌合戦」で、あいみょんの「マリーゴールド」を披露しました。
まとめ:24時間テレビの歌は「サライ」を軸に進化し続ける
24時間テレビの歌には、長年にわたって愛されてきた定番曲と、その年ならではの企画歌唱曲があります。
「サライ」は1992年、加山雄三さんと谷村新司さんが視聴者のメッセージをもとに制作した楽曲です。番組のフィナーレで歌われることで、24時間テレビを象徴する存在になりました。
一方、ZARDの「負けないで」はチャリティーマラソンを応援する代表曲として定着しています。
そして2026年の第49回では、「負けないで」に加え、畑芽育さんとCRAZY COCOさんによる「マリーゴールド」、SixTONESのメンバーが参加した「HANABI」「空も飛べるはず」など、幅広い楽曲が披露されました。
24時間テレビの音楽を楽しむポイントは、定番曲とその年の新しい選曲を分けて見ることです。
毎年変わる出演者や企画の中で、変わらず歌い継がれる「サライ」。そして、その年の挑戦者や出演者の姿と重なって新しい思い出を生み出す応援歌や企画曲。両方に注目することで、番組の音楽が持つ意味をより深く感じられます。 (出典: 24 時間 テレビ 歌(Yahoo!ニュース))