山根基世の現在は?78歳の経歴と2026年最新の朗読会・講座を徹底解説
元NHKアナウンサーの山根基世(やまね・もとよ)さんは、2026年現在、何をしているのでしょうか。女性として初めてNHKのアナウンス室長に就任した実績を持ち、数々の報道番組や大型ドキュメンタリーのナレーションで知られる山根さん。NHK退職後も、その活動は止まっていません。
2026年10月30日現在、78歳。朗読会への出演、子どもの言葉を育てる教育活動、朗読指導者の養成、テレビ番組のナレーションなど、活動の中心を放送現場から言葉と文化を次世代へ伝える仕事へと広げています。特に2026年10月31日と12月11日の太宰治作品の朗読会、2027年4月開講の第11期朗読指導者養成講座は、現在の活動を知るうえで注目したい情報です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 現在の年齢: 1948年生まれの78歳。元NHKアナウンサーで、現在も朗読・ナレーション活動を継続。 - NHK時代の実績: 2005年に女性初のアナウンス室長に就任し、2007年に退職。 - 2026年の活動: 太宰治『きりぎりす』『ヴィヨンの妻』の朗読会、朗読指導者養成講座、テレビ番組への出演など。
【2026年最新】山根基世は現在何をしている?朗読会・出演情報を総まとめ
山根基世さんの2026年の活動を確認すると、朗読、放送、教育という3つの分野が大きな柱になっています。
なかでも目を引くのが、太宰治の小説を取り上げる朗読会です。2026年9月24日には本人のオフィシャルサイトで、10月31日と12月11日の2公演が告知されました。いずれも女性の一人語りをテーマにした企画です。
2026年10月・12月の太宰治朗読会
DAY 1:『きりぎりす』
開催日:2026年10月31日(土)
時間:15時~17時
会場:宗清寺(東京都中野区)
作品:太宰治『きりぎりす』(一部抜粋)
『きりぎりす』は、夫に対する愛情と失望が入り交じる妻の告白を描いた作品です。理想を追い求める女性の内面と、変化していく夫婦関係が物語の中心にあります。
森のラジオによるイベント案内では、太宰作品特有のテンポや文章のリズムを、朗読で味わえる企画として紹介されています。一般参加費は4,800円、学生には人数限定の無料観覧席が設けられています。なお、10月31日公演の申し込み締め切りは10月28日でした。
DAY 2:『ヴィヨンの妻』
開催日:2026年12月11日(金)
時間:18時30分~20時30分
会場:スタジオ・アッシュ明治神宮前
作品:太宰治『ヴィヨンの妻』(一部抜粋)
『ヴィヨンの妻』は、借金を抱えた夫を支えながら、酒場で働いて生きていく妻の姿を描いた作品です。苦境の中でも自分の人生を切り開こうとする女性の強さが読みどころです。
こちらも一般参加費は4,800円。学生向けの無料観覧席が人数限定で用意されています。申し込み締め切りは2026年12月6日です。
両公演には、山根さんによる朗読ガイダンスも用意されています。作品との向き合い方や、作家の思いを声に乗せるための考え方を伝える内容です。また、来場者には朗読音声をスマートフォンなどで再生できる特別仕様の文庫本が贈られます。
11月29日には朗読コンサート「ことばのしらべ」に出演
開催日:2026年11月29日(日)
会場:六本木クラップス
開場:11時/開演:12時
企画:進藤晶子プロデュース「ことばのしらべ」
この公演では、山根基世さんが朗読を担当し、進藤晶子さんが朗読・司会、飯田俊明さんが演奏を担当します。
取り上げるのは、2026年に生誕100年、没後20年を迎えた詩人・茨木のり子の作品です。詩『わたしが一番きれいだったとき』などに加え、エッセイ『はたちが敗戦』も予定されています。
前売り料金は一般6,600円、学生3,300円。別途、当日1ドリンク代800円が必要です。山根さんが過去にNHKラジオで茨木のり子本人にインタビューした記録も、この企画の背景として紹介されています。
2026年のテレビ・ラジオ出演も継続
山根さんの活動は朗読会だけではありません。2026年のオフィシャルサイトには、次のような放送出演・ナレーション情報も掲載されています。
| 時期 | 活動内容 |
|---|---|
| 3月1日 | NHK Eテレ「こころの時代~宗教・人生~」ナレーション |
| 3月15日 | CBC制作「忘却の兵士 横井庄一」ナレーション |
| 3月29日 | NHK Eテレ「放送50周年特集 “わたし”の日曜美術館」出演 |
| 4月17日・24日 | FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」出演 |
| 7月5日・8月2日 | 吉岡しげ美さんのコンサートに出演 |
特に「忘却の兵士 横井庄一」では、羽佐間道夫さんとともに語りを担当。NHKを退職して長い年月がたった現在も、ドキュメンタリー作品に声で参加していることが分かります。
【プロフィール】山根基世の年齢・出身地・学歴を整理
山根基世(やまね・もとよ)
元NHKアナウンサー・ナレーター
- 生年:1948年
- 出身:山口県
- 学歴:早稲田大学文学部卒業
- NHK入局:1971年
- NHK退職:2007年
山根基世さんは1948年生まれ。誕生日は3月22日と紹介されており、2026年10月30日時点で78歳です。山口県で育ち、早稲田大学文学部を卒業した後、1971年にNHKへ入局しました。
アナウンサーとしての活動範囲は広く、主婦や働く女性を対象にした番組、美術番組、旅番組、ニュース、ラジオ番組などを担当。さらに、大型ドキュメンタリーのナレーションでも実績を重ねてきました。
山根基世の主なプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 山根基世 |
| 読み方 | やまね・もとよ |
| 生年月日 | 1948年3月22日 |
| 年齢 | 78歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 山口県 |
| 最終学歴 | 早稲田大学文学部 |
| 職業 | アナウンサー・ナレーター・朗読指導者 |
| NHK入局 | 1971年 |
| NHK退職 | 2007年 |
| 主な活動 | 朗読、言葉の教育、ナレーション、講座運営 |
現在の役職として、公式プロフィールには学校法人順心広尾学園理事、公益財団法人文字・活字文化推進機構評議委員、公益財団法人放送文化基金選考委員、一般財団法人橋田文化財団理事などが掲載されています。
過去には東京大学客員教授、女子美術大学特別招聘教授、学校法人桑沢学園理事なども歴任しています。
【NHK時代の経歴】女性初のアナウンス室長に就任した理由と実績
山根基世さんのキャリアを語るうえで外せないのが、2005年の女性初となるNHKアナウンス室長への就任です。
アナウンス室長は、NHKのアナウンサー組織を統括する重要な役職です。単に番組で話す能力だけでなく、アナウンサー全体の仕事や育成、放送現場の運営に関わる立場でもあります。
長年にわたる放送経験を積んだ山根さんがこの役職に就いたことは、NHKの女性アナウンサーのキャリアを考えるうえでも大きな転換点でした。
山根基世の経歴・年代別年表
「映像の世紀」など大型ドキュメンタリーで評価された語り
山根さんのNHK時代を象徴する仕事として知られるのが、NHKスペシャル「人体」や「映像の世紀」シリーズです。
「映像の世紀」は、世界各国の貴重な映像資料を通して歴史を描く大型ドキュメンタリーです。山根さんは「映像の世紀」「映像の世紀プレミアム」「映像の世紀バタフライエフェクト」などのナレーションを担当してきました。
歴史や社会の大きな出来事を伝える番組では、映像の迫力だけでなく、ナレーションが視聴者の理解や感情に与える影響も大きくなります。山根さんの落ち着いた語りは、情報を一方的に読み上げるのではなく、映像の背景にある人間の感情を伝える仕事として評価されてきました。
また、TBSの日曜劇場「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」のナレーションなど、NHK以外の番組でも活躍しています。
【NHK退職後】ことばの杜と子どもの言葉を育てる教育活動
2007年にNHKを退職した山根基世さんは、放送の仕事から完全に離れたわけではありませんでした。むしろ、36年間のアナウンサー経験を社会に還元する新しい活動を始めています。
その中心にあるのが、朗読を通じて子どもたちの言葉を育てるという考え方です。
LLP「ことばの杜」を設立
山根さんは2007年、同じNHK出身のアナウンサーたちとLLP「ことばの杜」を立ち上げました。目的は、子どもたちの話し言葉を豊かに育てることです。
活動を通して各地の教育現場を訪れた山根さんが注目したのは、子どもたちが日常生活の中で多様な大人の言葉に触れる機会が少なくなっているという問題でした。
学校ではスピーチや発表など、人前で話すための言葉が重視されます。一方で、友人や近所の人と気持ちを通わせるための言葉を、日常的に学ぶ機会も必要だというのが山根さんの考えです。
「みんなでごんぎつねプロジェクト」が示したもの
『ごんぎつね』を地域で朗読する取り組み
2013年1月、愛知県半田市で始まった地域参加型の朗読プロジェクトです。
この活動では、小学生から70代までの幅広い世代が参加し、半年間にわたって新美南吉の『ごんぎつね』を学びました。
参加者は作品の意味を調べたり、各章にタイトルを付けたり、物語の舞台を訪れたりしながら朗読の準備を進めました。そして2013年7月27日、雁宿ホールで参加者全員による朗読会を開催しました。
注目したいのは、朗読の技術を習得するだけの活動ではなかったことです。子どもと大人が同じ作品について話し合い、世代を超えて言葉を交わす場を作った点に、このプロジェクトの特徴があります。
山根さんの公式活動紹介によると、LLP「ことばの杜」としての活動は6年間で一区切りを迎え、その後は山根さん個人として、地域づくりと言葉の教育を組み合わせた活動を各地へ広げています。
山根基世が大切にする「話し言葉」の教育
朝日新聞のインタビューでは、山根さんが目指す言葉の教育について、次のような考え方が紹介されています。
「日々の暮らしの中で隣の人と心を通わせる」ための言葉
これは、単に正しい日本語を話すことや、発音をきれいにすることだけを目標にしているわけではありません。
自分が何を感じているのかを言葉にし、相手の話を聞き、相手の気持ちを想像する。そうした日常的なコミュニケーションの基礎を、朗読や読み聞かせを通じて育てようとしています。
山根さんにとって朗読は、文学作品を楽しむ表現活動であると同時に、子どもたちと地域の大人をつなぐ教育手段でもあるのです。
【朗読指導者養成講座】文字・活字文化推進機構での活動と2027年募集情報
山根基世さんの現在の活動を代表するものが、公益財団法人文字・活字文化推進機構と取り組んでいる「山根基世の朗読指導者養成講座」です。
2015年にスタートしたこの講座は、朗読を通して地域の人々をつなぎ、子どもの言葉を育てる指導者を養成することを目的としています。
2026年度は第10期、2027年度は第11期へ
山根基世の朗読指導者養成講座
2026年10月26日募集発表
2027年4月開講予定。全12回のカリキュラムです。
2026年度の第10期は4月に開講し、2027年3月まで続く予定です。年間12回の講義と朗読発表会を通して、朗読の基本から作品の読み込み、表現方法、指導技術まで学びます。
そして2026年10月26日、主催する文字・活字文化推進機構は、2027年4月開講の第11期募集を正式に発表しました。
第10期・第11期の比較
| 項目 | 第10期(2026年度) | 第11期(2027年度) |
|---|---|---|
| 開講 | 2026年4月 | 2027年4月 |
| 回数 | 全12回 | 全12回 |
| 定員 | 30名 | 30名 |
| 受講料 | 78,000円 | 81,000円 |
| テキスト | 3,800円+税 | 3,800円+税 |
| 応募締め切り | 2026年1月15日 | 2027年1月24日 |
| 発表会 | 2027年3月予定 | 2028年3月予定 |
第11期の講義時間は原則13時30分から16時まで。第12回の朗読発表会は12時から16時30分までの予定です。第1回から第11回までは国立オリンピック記念青少年総合センターが会場として予定されています。
第11期は定員30名で、申込書の内容をもとに選考されます。全12回への出席が可能であることが募集条件です。応募締め切りは2027年1月24日23時59分となっています。
なお、第11期の第2回・第3回は、山根さんが同席する形で、講座修了生の福島絵美さん、橋本恵子さんがサブ講師として指導を担当する予定です。
どんな人に向いている講座なのか
この講座は、朗読を趣味として楽しみたい人だけでなく、地域の読み聞かせ活動を発展させたい人にも向いています。
- 地域の朗読会や読み聞かせ活動を主催したい人
- 子どもたちに文学作品を届ける活動をしたい人
- 朗読の基礎や表現技術を体系的に学びたい人
- すでに活動している朗読グループの指導力を高めたい人
一方、短期間で朗読技術だけを身につけたい人や、受講後の仕事紹介を期待する人には注意が必要です。主催者は、修了後の仕事の斡旋を原則として行わないと案内しています。
この講座の本質は、朗読を仕事にするための職業紹介ではなく、地域に言葉を届ける人材を育てることにあります。
【ナレーション・著書】「感じて、漢字の世界」と山根基世の表現力
山根基世さんの活動を理解するうえで、朗読と並んで欠かせないのが、言葉そのものへの関心です。
アナウンサーとして長年にわたり言葉を扱ってきた山根さんは、漢字や文学作品を題材にした著作も発表しています。
『感じる漢字』と「感じて、漢字の世界」
『感じる漢字 心が解き放たれる言葉』
出版社:自由国民社
刊行:2014年5月
『感じる漢字』は、漢字を単なる文字や知識として扱うのではなく、その成り立ちや背景にある意味、言葉から広がる感覚に目を向けた著作です。
また、潮出版社の著者紹介では、TOKYO FM系JFN全国38局ネットのラジオ番組「感じて、漢字の世界」への出演も紹介されています。
書籍の『感じる漢字』とラジオ番組の「感じて、漢字の世界」は、タイトルが似ていますが別のものです。いずれも漢字や日本語に対する山根さんの関心を知る手がかりになります。
代表的な著書
『ことばで「私」を育てる』
言葉を通じて自分の考えや感情を育てることに目を向けた著作です。
『こころの声を「聴く力」』
人の話を聞くことや、相手の思いを受け取ることに関係する一冊です。
『山根基世の朗読読本』
朗読の学習に関係する著作。養成講座では第2巻がテキストとして使用されています。
ほかにも『「ことば」ほどおいしいものはない』や『であいの旅』などの著書があります。
NHK退職後も続くナレーションの仕事
山根さんの魅力は、朗読指導者としての活動だけではありません。現在もナレーターとしての経験を生かしています。
過去の代表的な仕事には、NHKスペシャル「人体」「映像の世紀」シリーズ、NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」、TBS「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」などがあります。
2026年にもNHK Eテレの「こころの時代」やCBC制作の「忘却の兵士 横井庄一」などでナレーションを担当しています。
ここで押さえておきたいのは、NHKを退職したことと、アナウンサー・ナレーターとしての活動を終えたことは別だという点です。現在はNHKの職員ではありませんが、放送の仕事を続けながら、朗読や教育活動にも力を注いでいます。
【山根基世に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:山根基世の現在の年齢は何歳ですか? A1:1948年3月22日生まれで、2026年10月30日時点では78歳です。元NHKアナウンサーとしての経験を生かし、朗読会や言葉の教育、ナレーションなどを続けています。
Q2:山根基世はNHKをいつ退職しましたか? A2:2007年です。1971年の入局から36年間勤務し、2005年には女性初のアナウンス室長に就任しました。
Q3:山根基世の2026年の朗読会では何を読みますか? A3:太宰治の『きりぎりす』と『ヴィヨンの妻』です。2026年10月31日に『きりぎりす』、12月11日に『ヴィヨンの妻』の朗読会が予定されています。
Q4:朗読指導者養成講座は2027年も開催されますか? A4:はい。文字・活字文化推進機構が2027年4月開講の第11期を発表しています。全12回で、受講料は81,000円(税込)、テキスト代は3,800円(税別)です。応募締め切りは2027年1月24日です。
Q5:山根基世の「ことばの杜」は現在も活動していますか? A5:LLP「ことばの杜」としての活動は、山根さんの公式活動紹介によると6年間で一区切りを迎えています。その後は山根さん個人として、地域づくりと子どもの言葉の教育を組み合わせた活動を続けています。
まとめ:【プロの結論】山根基世の現在から見える言葉の力と今後の活動
山根基世さんの歩みを振り返ると、NHKの第一線で活躍したアナウンサーから、朗読指導者、言葉の教育を担う活動家へと、仕事の領域を広げてきたことが分かります。
2005年の女性初のアナウンス室長就任は、放送業界における大きな実績です。しかし、2026年現在の山根さんを理解するには、その肩書だけでなく、2007年のNHK退職後に始めた活動にも目を向ける必要があります。
特に注目したいのは、朗読を単なる声の表現技術として捉えていないことです。子どもが言葉を聞き、自分の気持ちを表現し、異なる世代の人々と関係を築く。そのための場を地域に作るという考え方が、長年続く活動の根底にあります。
2026年10月31日の『きりぎりす』、11月29日の「ことばのしらべ」、12月11日の『ヴィヨンの妻』と、年末にかけても朗読活動が予定されています。さらに、2027年4月には朗読指導者養成講座の第11期が始まります。
山根基世さんの最新情報を追う際は、次の3つを確認すると、活動を正確に把握できます。
- 朗読会・出演情報: 山根基世オフィシャルサイトの最新ニュース
- 講座の募集・日程: 公益財団法人文字・活字文化推進機構の公式発表
- テレビ・ラジオ出演: 本人の公式告知と各放送局の番組情報
78歳を迎えた現在も、山根さんは声と言葉を通じて人と人をつなぐ仕事を続けています。NHK時代の輝かしい実績だけでなく、退職後に自ら切り開いた朗読と教育の活動こそ、現在の山根基世さんを知るうえで見逃せない部分です。 (出典: 山 根基 世(Yahoo!ニュース))