狛江市はどんな街?2026年の人口・面積、交通と住みやすさを徹底解説
東京都狛江市(こまえし)は、東京都の多摩地域東部に位置する、都内でも特にコンパクトな住宅都市です。面積はわずか6.39平方キロメートルで、全国の市の中では埼玉県蕨市に次いで2番目に小さい自治体として知られています。一方、2026年10月1日時点の住民基本台帳による人口は、外国人住民を含めて84,287人。新宿から小田急線で約20分という交通利便性を備えながら、多摩川の自然や古墳群など、都心近郊では珍しい地域資源を持っています。
狛江市の魅力は、単に新宿に近いことだけではありません。狛江駅と和泉多摩川駅を中心とした生活環境、多摩川沿いの散策スポット、妊娠期から子育て期までの支援制度、2025年にリニューアルした「こまえみらいテラス」など、暮らしに密着した特徴があります。2026年の人口統計や市民意識調査、狛江市の公式資料をもとに、住みやすさの実態と注意点まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 人口・面積:2026年10月1日の人口は外国人住民を含め84,287人。面積6.39平方キロメートルは全国で2番目に小さい市。
- 交通・生活:小田急線の狛江駅と和泉多摩川駅があり、新宿まで約20分。徒歩や自転車で移動しやすいコンパクトな街。
- 自然・子育て:多摩川五本松や狛江百塚などの地域資源があり、2026年度も妊娠・出産・子育て支援を拡充。
【東京のすぐ隣にあるコンパクトシティ】狛江市の読み方・人口・面積を2026年最新データで解説
狛江市の読み方は「こまえし」
狛江市は「こまえし」と読みます。東京都に属する市で、市役所の所在地は東京都狛江市和泉本町一丁目1番5号です。市町村コードは13219-5。東京都の多摩地域にありながら、世田谷区に隣接するという地理的特徴を持っています。
市域は東西約2.94キロメートル、南北約3.66キロメートル。市役所周辺の標高は約20メートルで、全体的に平坦な地形です。徒歩や自転車で移動しやすい街の構造は、狛江市の生活環境を考えるうえで大きな特徴となっています。
2026年10月1日の人口は84,287人
狛江市が公表した2026年10月1日現在の住民基本台帳によると、日本人住民は82,210人、外国人住民は2,077人です。両者を合算した人口は84,287人となります。
内訳を確認すると、日本人住民の男性は39,799人、女性は42,411人。外国人住民も含めた人口構成では、国際的な住民の存在も見て取れます。なお、市の統計資料では日本人住民と外国人住民が別々に掲載されているため、人口を比較するときには集計対象の違いに注意が必要です。
狛江市の人口推移はどう変わっている?
狛江市の人口は、長期的には住宅都市としての発展とともに増加してきました。市の基本計画に掲載された国勢調査の数値では、2015年の人口は80,249人、2020年は84,772人です。
一方、狛江市の基本計画は、2020年以降について人口が微減傾向にあると説明しています。住宅価格や世帯構成、出生数、転入・転出など複数の要因が人口動向に関係しています。
2026年10月の住民基本台帳人口84,287人は、国勢調査とは集計方法や基準日の異なる数値です。そのため、2020年の国勢調査人口と単純に差し引いて人口減少数を判断するのは適切ではありません。2026年の狛江市を把握するには、最新の住民基本台帳と過去の国勢調査を分けて見る必要があります。
面積は全国2番目に小さい市
狛江市の面積は6.39平方キロメートルです。全国の市の中では、埼玉県蕨市に次ぐ2番目の小ささです。
ここで注意したいのは、「全国で2番目に小さい自治体」という意味ではなく、「全国の市の中で2番目に小さい」という点です。町や村を含めたすべての自治体の面積順位とは異なります。
小さな市域には、行政施設、住宅地、駅、商業施設、公園などが比較的まとまって配置されています。このコンパクトさは、日常的な移動距離を短くしやすいというメリットにつながります。
世田谷区・調布市・川崎市に隣接する立地
狛江市の隣接地域は、東が世田谷区、西と北が調布市、南が多摩川を挟んで神奈川県川崎市です。
東京都内の住宅地として暮らしながら、多摩川の対岸には川崎市の登戸・宿河原方面が広がっています。世田谷区や調布市にも近いため、買い物や通勤、休日の外出先を狛江市内だけに限定する必要がありません。
狛江市は、東京都心と多摩地域、神奈川県川崎市を結ぶ境界に位置する、地理的に特徴のある住宅都市です。
【新宿まで約20分の交通利便性】狛江駅と和泉多摩川駅の周辺環境を比較
市内を走る鉄道は小田急小田原線
狛江市内を走る主要な鉄道路線は、小田急小田原線です。市内には狛江駅と和泉多摩川駅の2駅があります。
狛江市の公式案内では、両駅から新宿駅までの所要時間は約20分とされています。新宿までの距離は約14キロメートル。都心への通勤・通学を考える人にとって、郊外住宅地として魅力的な条件です。
また、代々木上原駅では東京メトロ千代田線に接続できます。表参道や大手町方面へ向かう場合も、乗り換えを利用した移動が可能です。
ただし、所要時間は列車種別や時間帯、接続状況によって変わります。小田急電鉄の駅案内によると、狛江駅と和泉多摩川駅に停車するのは準急と各駅停車です。急行などが停車する主要駅と同じ感覚で通勤時間を計算しないことが大切です。
狛江駅周辺は行政・商業機能が集まる市の中心
狛江駅は、市内の生活や行政サービスの中心となる駅です。狛江市役所までは徒歩約3分で、行政手続きや市民向けサービスを利用しやすい立地です。
駅周辺には日常の買い物や飲食に利用できる店舗があり、昔ながらの商店街も残っています。狛江ショッピングセンター商店会には約30店舗が並び、専門店や飲食店など、地域に根差した商業環境が形成されています。
北口周辺では歩道の改修や、歩行者を中心としたにぎわいづくりも進められています。狛江市は道路改修後の空間に「ほこみち」制度を活用し、歩行者が過ごしやすい場所の創出を目指しています。
駅前に行政施設と商業機能がまとまっているため、通勤の前後に買い物や用事を済ませたい人にとって便利なエリアです。
和泉多摩川駅周辺は地域商店街と川辺の暮らしが魅力
和泉多摩川駅は、狛江駅よりも多摩川に近い場所に位置しています。駅の周辺には和泉多摩川商店街があり、飲食店や各種サービス店などが地域の生活を支えています。
商店街の規模は大規模商業施設とは異なり、個性的な店舗を日常的に利用する地域密着型の環境です。駅から多摩川方面へ歩けば、川辺の景色や河川敷の開放感を身近に感じられます。
休日に散歩やサイクリングを楽しみたい人、駅前の大型商業施設よりも地域の店舗や自然との距離を重視する人には、和泉多摩川周辺が魅力的な選択肢になります。
狛江駅と和泉多摩川駅、どちらが暮らしやすい?
行政施設や買い物の利便性を重視するなら狛江駅周辺、多摩川への近さや地域商店街の雰囲気を重視するなら和泉多摩川駅周辺が候補になります。
ただし、どちらの駅を選ぶ場合も、実際の住まいから駅までの徒歩時間、通勤時間帯の列車本数、坂道や歩道の状態などを現地で確認することが大切です。
【住みやすさの評判を数字で検証】狛江市の生活環境と特徴を徹底比較
市民意識調査では住み続けたいという回答が9割超
狛江市の住みやすさを考える際に参考になるのが、市が実施した市民アンケートです。
2024年度の市民アンケートでは、今後も狛江市に住み続けたいという回答の割合は91.0%でした。また、狛江市に愛着や誇りを持っているという回答も80.3%に達しています。
同じ調査では、治安が良いと感じる人の割合は92.0%。市内での飲食や買い物が便利だと感じる人の割合は69.3%でした。
この数字から読み取れるのは、地域への愛着や安心感が比較的強い一方、買い物の利便性については評価に改善の余地があるということです。
なお、調査対象は18歳以上の市民2,500人で、回答数は998通、回収率は39.9%です。住民の意識を把握するためのアンケートであり、すべての市民の評価をそのまま表すものではありません。
狛江市の主要な特徴と関連施設・地域の関係
狛江市の特徴は、面積の小ささ、鉄道アクセス、自然環境、歴史、子育て支援が独立しているのではなく、比較的近い距離で結び付いている点にあります。
| 関連エンティティ | 狛江市との関係・客観的情報 | 暮らしへの影響・特徴 |
|---|---|---|
| 狛江市 | 面積6.39平方キロメートル、2026年10月人口84,287人 | 行政・住宅・商業機能がまとまったコンパクトな都市 |
| 小田急小田原線 | 狛江駅・和泉多摩川駅の2駅が市内にある | 新宿方面への通勤・通学に便利 |
| 狛江駅 | 市役所まで徒歩約3分、駅周辺に商業施設が集まる | 行政手続きや日常の買い物に便利 |
| 和泉多摩川駅 | 地域商店街と多摩川河川敷に近い | 地域密着型の買い物と自然散策を楽しめる |
| 多摩川 | 五本松や水辺の楽校などがある | 散歩、サイクリング、自然体験の場 |
| 狛江百塚 | 古墳時代の遺跡が残り、現在確認される古墳は13基 | 地域の歴史や文化を身近に学べる |
| 子育て支援 | 妊婦面談、産後ケア、健診助成などを展開 | 妊娠から育児まで切れ目のない支援を目指す |
| こまえみらいテラス | 公民館、児童図書コーナー、市民活動支援センターを備える | 世代を超えた交流や学習活動の拠点 |
狛江市に住むメリット
大きなメリットは、都心へのアクセスと落ち着いた住宅環境を両立しやすいことです。新宿方面へ約20分で移動できる一方、市内には多摩川や公園などの自然環境が残っています。
市域が小さく、地形も比較的平坦なため、徒歩や自転車での移動を日常生活に取り入れやすい点も特徴です。駅周辺だけでなく、住宅地の中にも地域に根差した商店や公共施設があります。
さらに、2024年度の市民アンケートで91.0%が住み続けたいと回答したことは、住民が感じる地域への愛着を示す参考指標です。
狛江市に住む前に知っておきたいデメリット
一方、買い物の選択肢や大規模商業施設の充実度を最優先する人には、物足りなさがあるかもしれません。2024年度の市民アンケートでも、市内の飲食・買い物の利便性を肯定的に評価した割合は69.3%でした。
また、市内の鉄道は小田急線に限られるため、勤務先によっては乗り換えが必要です。複数路線を使い分けたい人は、登戸や成城学園前など周辺駅への移動も含めて通勤経路を検討するとよいでしょう。
住みやすさは、街全体の評価だけでは決まりません。駅からの距離、買い物先、通勤経路、住居の周辺環境によって、実際の満足度は変わります。
【多摩川と古墳が同居する街】狛江市の自然・観光スポット・歴史を紹介
多摩川五本松は狛江を代表する景勝地
狛江市を象徴する風景の一つが、多摩川沿いに立つ「多摩川五本松」です。
美しいクロマツが並ぶ景観は、東京都が1982年10月1日に選定した新東京百景にも選ばれています。映画などのロケ地としても親しまれてきた場所で、都心近郊にありながら自然の豊かさを感じられます。
周辺には多摩川の景色を楽しめる散策ルートがあり、季節ごとの風景を眺めながら散歩や写真撮影を楽しめます。
狛江水辺の楽校で自然体験
多摩川沿いには「狛江水辺の楽校」があります。これは、子どもから大人まで身近な水辺で自然に触れ、環境学習や自然体験活動を行うための空間です。
狛江水辺の楽校は2001年に国へ登録され、多摩川流域では第1号の水辺の楽校となりました。特定の建物を中心とした施設ではなく、河川環境そのものを学びや遊びの場として活用する取り組みです。
自然観察や地域の活動を通して、子どもが身近な環境について学べることは、狛江市の子育て環境にもつながる魅力です。
狛江百塚と古墳時代の歴史
狛江市は、古墳が数多く築造された土地としても知られています。その古墳の多さから、かつては「狛江百塚」と呼ばれていました。
狛江市の歴史資料によると、現在市内で確認されている古墳は13基です。多くは5世紀半ばから6世紀半ばに築造されたもので、狛江周辺に古代の有力者や人々の生活圏が存在していたことを示す貴重な文化財です。
代表的な史跡の一つが兜塚古墳です。直径約36メートル、高さ約5メートルの円墳で、周溝を含めると直径は約70メートルに及びます。築造時期は6世紀半ばと考えられています。
また、猪方小川塚古墳は2011年の発掘調査によって注目され、狛江市内の古墳の築造年代を考えるうえで重要な発見となりました。
むいから民家園で江戸時代の暮らしを知る
歴史散策で訪れたい場所が、狛江市立古民家園「むいから民家園」です。
園内には、江戸時代後期の農家の面影を残す旧荒井家住宅主屋と、幕末の名主の屋敷にあった旧髙木家長屋門が移築復元されています。いずれも市指定文化財です。
建物の内部を見学できるほか、節句などの伝統的な年中行事に関する展示も行われています。住宅地の中で江戸時代の建築や生活文化に触れられる点は、狛江ならではの魅力です。
万葉歌碑と伊豆美神社も見どころ
多摩川周辺には、万葉集に収められた東歌を刻んだ玉川碑(万葉歌碑)もあります。碑文は松平定信の筆によるもので、洪水によって流失した後、大正時代に渋沢栄一の協力を得て再建されました。
また、伊豆美神社の石造鳥居は、慶安4年(1651年)に奉納された市指定文化財です。江戸時代初期の石造鳥居として、地域の歴史を伝えています。
狛江市の観光は、巨大な観光施設を巡るというよりも、多摩川の自然、古墳、古民家、神社などを組み合わせて楽しむ歴史散策型です。短い距離の中に異なる時代の文化が集まっていることが特徴です。
【2026年の子育て環境は?】狛江市の支援制度とこまえみらいテラス
妊娠期から出産・育児まで相談できる「ゆりかご狛江」
狛江市では、妊娠届を提出した妊婦を対象に、保健師などが妊娠・出産・育児について面談する「ゆりかご狛江」を実施しています。
面談では、妊娠中の不安や出産後の生活、利用できる母子保健サービスなどについて相談できます。母子健康手帳の交付やママパパ学級、こんにちは赤ちゃん事業なども、妊娠から育児への移行を支える仕組みです。
育児に関する相談は、乳幼児健診だけでなく、子ども家庭課でも受け付けています。保健師、管理栄養士、歯科衛生士などの専門職につながることができ、子どもの発達や授乳などの相談にも対応しています。
2026年度に拡充された妊娠・出産支援
2026年度の狛江市は、妊娠・出産・育児を支える制度の拡充を進めています。
主な取り組みは、不妊治療等への費用助成、産婦健康診査や1か月児健康診査の公費負担、産後ケア事業の拡充です。産後ケアでは、施設での利用に加えて、自宅を訪問するアウトリーチ型サービスの開始も盛り込まれています。
さらに、妊婦や乳幼児の親子が気軽に集まって相談できる出張ひろばの実施、母子手帳アプリへの乳幼児健診サービスの追加など、相談機会と行政サービスの利便性を高める取り組みも進んでいます。
妊婦向けRSウイルスワクチンの定期接種が開始
2026年4月1日からは、妊婦を対象としたRSウイルス感染症予防接種が定期接種として始まりました。
対象は、接種日時点で妊娠28週0日から36週6日までの接種を希望する狛江市民です。接種回数は妊娠1回につき1回で、市に妊娠届を提出した人には予診票が順次発送されます。
この制度は、乳児のRSウイルス感染症の発症や重症化を防ぐことを目的とした母子免疫ワクチンの取り組みです。対象時期や接種場所などの詳細は、市の最新案内で確認できます。
保育園の待機児童は2026年4月時点で5人
子育て世帯が気になる保育園の状況についても、具体的な数字を確認しておきましょう。
狛江市が2026年5月に公表した4月1日時点の資料では、認可保育所等の待機児童数は、国の新定義で5人でした。一方、従来の旧定義による数値は57人です。
この違いは、待機児童の数え方が異なるためです。旧定義では申込人数と認可保育所の入所人数などをもとに算出しますが、国の新定義では、認証・認可外保育施設を利用している場合や、特定の園のみを希望している場合など、一定の条件に該当する人が除外されます。
新定義の5人は全員が1歳児でした。したがって、待機児童が少ないという数字だけで、希望する保育園に必ず入れると判断することはできません。駅周辺などの地域差や年齢別の募集状況も確認する必要があります。
こまえみらいテラスは多世代交流の新しい拠点
狛江市の公共施設で注目したいのが、2025年11月1日にリニューアルオープンした「こまえみらいテラス」です。旧狛江市民センターを大規模改修した施設で、地域の文化活動や市民交流を支える拠点として再スタートしました。
主な機能は、中央公民館、児童図書コーナーの「こまえみライブラリー」、市民活動支援センターです。子ども向けの読書スペースだけでなく、市民活動や学習、世代を超えた交流にも活用できます。
さらに、2026年11月1日には、東和泉一丁目3番17号に新設の中央図書館が開館する予定です。2026年10月31日時点では翌日の開館を控えており、一般書を中心とした読書・学習拠点として整備されています。
こまえみらいテラスの児童図書コーナーと、新設される中央図書館は別の施設です。子ども向けの読書環境と一般書を中心とした図書館機能がそれぞれ整備されることで、市内の学習環境の充実が期待されます。
【プロの結論】狛江市はどんな人に向いている?住む前に確認したい注意点
狛江市での暮らしが向いている人
狛江市は、都心への通勤利便性と落ち着いた住宅環境を両立したい人に向いています。特に新宿方面に通勤・通学する人にとって、小田急線で約20分という距離は大きな魅力です。
また、徒歩や自転車を日常的に利用する人、多摩川沿いの自然を身近に感じたい人、地域の商店街や市民活動に関心がある人にも適しています。
子育て世帯にとっては、妊婦面談や産後ケア、母子保健サービス、児童図書コーナーなどの存在が魅力になります。大規模な都市型商業施設よりも、地域の公共施設や自然環境を重視する人に合った街です。
狛江市をおすすめしにくい人の条件
反対に、駅前に大型ショッピングモールや百貨店が複数集まる環境を求める人には、物足りなく感じる可能性があります。
また、急行停車駅や複数の鉄道路線を使い分けたい人、勤務先が小田急線沿線から大きく離れている人は、実際の乗り換え回数と通勤時間を慎重に比較する必要があります。
多摩川沿いの住宅では洪水ハザードマップを確認
狛江市で住まいを選ぶ際に見落とせないのが、水害リスクです。市の南側には多摩川が流れ、北側には野川もあります。自然環境としては魅力的ですが、大雨による河川氾濫や内水氾濫への備えが必要です。
狛江市は、多摩川氾濫、野川・入間川氾濫、内水氾濫などを対象としたハザードマップを公開しています。多摩川については、流域の48時間総雨量588ミリという想定最大規模の降雨をもとに浸水想定区域や浸水深などを示しています。
同じ狛江市内でも、河川に近い低地と北側の台地では地形条件が異なります。住宅を購入・賃貸する場合は、駅からの距離だけでなく、物件ごとの浸水想定、避難所までの経路、建物の階数などを確認することが大切です。
住まい選びで確認したい5つのポイント
狛江市での生活を具体的に検討するなら、次の項目を確認すると、住んでからのミスマッチを減らせます。
- 通勤先までの所要時間と、小田急線の列車種別・乗り換え回数
- 狛江駅と和泉多摩川駅のどちらが日常の買い物や通勤に便利か
- 希望する保育園・学童クラブの募集状況と利用条件
- 多摩川・野川・内水氾濫に関する物件単位のハザード情報
- 大型商業施設や医療機関など、周辺自治体も含めた生活圏
狛江市の魅力は、都市機能を過度に拡大するのではなく、小さな市域の中に生活、自然、文化、行政サービスをまとめている点にあります。住みやすさを判断するときは、街全体の評判だけでなく、自分の生活スタイルとの相性を確認することが重要です。
東京・狛江市に関するよくある質問(FAQ)
Q1:狛江市は何と読みますか?
A1:狛江市は「こまえし」と読みます。東京都の多摩地域東部に位置する市で、世田谷区、調布市、神奈川県川崎市に隣接しています。
Q2:2026年の狛江市の人口は何人ですか?
A2:2026年10月1日時点の住民基本台帳では、日本人住民82,210人、外国人住民2,077人で、合計84,287人です。
Q3:狛江市は本当に全国で2番目に小さい市ですか?
A3:はい。面積は6.39平方キロメートルで、埼玉県蕨市に次いで全国で2番目に小さい市です。町や村を含めた自治体全体の順位ではありません。
Q4:狛江市から新宿までは何分かかりますか?
A4:狛江駅・和泉多摩川駅から新宿駅までは、市の公式案内で約20分とされています。列車種別や時間帯によって所要時間は変わります。
Q5:狛江市は子育てしやすい街ですか?
A5:妊婦面談、母子保健サービス、産後ケア、健診費用の公費負担など、妊娠期から育児期までの支援が整備されています。ただし、保育園の待機状況や希望施設の空き状況は年齢・地域によって異なります。
Q6:狛江市の代表的な観光スポットはどこですか?
A6:多摩川五本松、狛江水辺の楽校、むいから民家園、兜塚古墳、伊豆美神社などが代表的です。自然散策と歴史文化を組み合わせて楽しめます。
まとめ:2026年の狛江市は都心アクセスと自然環境を両立するコンパクトな街
東京都狛江市は、面積6.39平方キロメートルという全国で2番目に小さい市域に、約8万4,000人が暮らすコンパクトな住宅都市です。2026年10月1日時点の人口は外国人住民を含め84,287人。小田急線の狛江駅と和泉多摩川駅から新宿へ約20分という交通利便性を持ち、多摩川の自然や歴史的な古墳群も身近にあります。
市民アンケートでは、住み続けたいという回答が91.0%に達しており、地域への愛着や安心感も特徴です。一方、買い物の利便性や鉄道路線の選択肢には課題があり、住む場所によって水害リスクも異なります。
2026年度は不妊治療支援、産後ケア、妊婦向けRSウイルスワクチンの定期接種など、子育て支援の拡充が進んでいます。また、こまえみらいテラスの運営に加え、2026年11月1日には新設中央図書館の開館も予定されています。
狛江市は、華やかな繁華街や大規模な商業施設を求める人よりも、都心への通勤時間を抑えながら、静かな住宅地、自然、地域コミュニティを大切にしたい人に適した街です。実際に住まいを選ぶ際には、駅周辺の生活環境、保育施設の状況、ハザードマップを合わせて確認することが、納得できる住まい選びにつながります。
都心への近さだけでは測れない、自然と歴史、地域の暮らしが凝縮された街。それが2026年の狛江市の大きな特徴です。
主な根拠資料: 狛江市の2026年人口統計、狛江市基本計画、国土地理院関連資料、狛江市市民アンケート、狛江市公式の交通・歴史・子育て・防災資料、小田急電鉄の駅情報。 (出典: 東京 狛江 市(Yahoo!ニュース))