『情報プレゼンター とくダネ!』終了理由は?22年5646回の歴史と2026年の現在を徹底解説
フジテレビの朝の情報番組として長年親しまれた『情報プレゼンター とくダネ!』。1999年4月1日に放送を開始し、フリーアナウンサーの小倉智昭をメインキャスターに据えて、2021年3月26日の最終回まで22年間、全5646回の放送を続けた長寿番組です。
終了の背景には、単なる番組改編だけでなく、平日朝の情報番組をめぐる視聴率競争、テレビ局の番組戦略の転換、そして次世代のキャスターにバトンを渡すという判断がありました。さらに、後番組の『めざまし8』も2025年3月に終了し、その後継だった『サン!シャイン』も2026年3月に終了。2026年現在、フジテレビの朝8時台は再び大きな変化を遂げています。
この記事では、放送終了の経緯と真相、小倉智昭を支えた歴代出演者、立本信吾・山﨑夕貴・天達武史らの役割、そして2026年現在のフジテレビ朝の情報番組の構成まで、時系列に沿って詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 放送期間:1999年4月1日から2021年3月26日までの22年間、全5646回を放送。
- 終了の背景:次世代の情報番組への刷新、朝の視聴率競争、コロナ禍における新番組開発などが重なった。
- 後番組の変遷:『めざまし8』が2021年にスタートし、2025年には『サン!シャイン』へ移行。2026年3月からは『めざましテレビ』と『ノンストップ!』が放送枠を拡大している。
【終了理由を検証】とくダネ!はなぜ2021年3月26日に終わったのか
『とくダネ!』が終了した最大の背景は、フジテレビが朝の情報番組を新しい世代に向けて刷新する方針を打ち出したことです。
2021年1月13日、フジテレビは同番組を同年3月26日の放送をもって終了すると発表しました。1999年のスタートから22年間、番組の顔を務めてきた小倉智昭も、この決定を受け入れ、長年の視聴者に向けて感謝を伝えました。
終了発表で示された「次世代への交代」
番組終了が発表された際、小倉智昭は次の世代に番組を引き継ぐ意向を示しました。
「そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」
これは2021年1月の終了発表時に報じられた小倉のコメントです。長年番組を支えてきた本人が、自らの役割を次世代へ渡す時期だと受け止めていたことが分かります。
一方、フジテレビ側も2021年3月8日の春の番組改編記者発表会で、終了と新番組の方針について説明しました。
当時の編成部長は、コロナ禍の中で新しい情報番組を開発する必要性を挙げ、谷原章介と永島優美アナウンサーに新番組を託す考えを明らかにしています。
つまり、番組終了は小倉個人の判断だけで決まったものではありません。キャスターの世代交代と、フジテレビの番組編成上の刷新が組み合わさった決定でした。
視聴率競争の激化も無視できない要因
もう一つ見逃せないのが、平日午前8時台の視聴率競争です。
『とくダネ!』が始まった1999年当時、この時間帯には日本テレビの『ルックルックこんにちは』やTBSの『はなまるマーケット』など、強力な競合番組が存在していました。
その中で『とくダネ!』は独自のニュース解説や小倉智昭の率直なコメントを武器に存在感を高め、2000年代には民放トップの座を獲得する時期もありました。
しかし、時代が進むにつれて競争環境は変化します。2021年の終了発表時には、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』やNHKの『あさイチ』が強さを見せ、日本テレビの『スッキリ』も競争に加わっていました。
当時のスポーツニッポンの報道によると、『とくダネ!』は近年苦戦する場面もあり、視聴率で4位となることもあったとされています。
長寿番組であることだけでは、厳しくなった朝の視聴率競争を勝ち抜けない。フジテレビにとって、新しい番組へ切り替えることは、朝の時間帯を立て直すための戦略でもありました。
終了理由に関する3つの誤解
ネット上では終了の理由についてさまざまな説明が見られますが、確認できる経緯を整理すると、次のようになります。
- 「小倉智昭の病気が直接の終了理由だった」:小倉は2016年に膀胱がんを公表していましたが、フジテレビが公表した番組終了の説明では、病気を直接の終了理由とはしていません。
- 「不祥事によって打ち切られた」:終了発表や番組改編会見で、そのような説明はされていません。
- 「視聴率低迷だけが原因だった」:競争環境の厳しさは報道されていますが、フジテレビは新番組の開発と次世代への交代も説明しています。
したがって、最も実態に近い理解は、長寿番組の世代交代とフジテレビの朝の番組戦略の変更が重なったというものです。
(参考:フジテレビ2021年春の番組改編に関する会見、スポーツニッポン2021年3月8日、オリコン2021年1月13日)
【1999年から2021年まで】とくダネ!22年間・全5646回の歴史と年表
『とくダネ!』は1999年4月1日、平日朝の情報番組として放送を開始しました。
番組の特徴は、単にニュース原稿を読み上げるのではなく、事件・事故、政治、経済、芸能、スポーツ、生活情報などを幅広く扱い、スタジオから独自の視点でニュースを掘り下げることでした。
フジテレビの番組紹介では「情報プレゼンショー」という表現が使われており、巨大ボードやマルチモニターを活用した解説、個性的なコメンテーターによる議論などが特徴として紹介されています。
放送開始から最終回までの主要な出来事
| 年月 | 主な出来事 | 番組史における意味 |
|---|---|---|
| 1999年4月1日 | 『情報プレゼンター とくダネ!』放送開始 | 小倉智昭が初代からメインキャスターを担当 |
| 2005年10月 | 天達武史が気象キャスターに就任 | 長年親しまれるお天気コーナーが定着 |
| 2016年7月 | 小倉智昭が同一司会者による全国ネットのニュース情報番組の放送回数記録を更新 | 長期出演の実績が注目される |
| 2018年9月17日 | 通算5000回を突破 | 歴代女性司会者や出演者が集まり、20年の歴史を振り返る |
| 2021年1月13日 | 3月26日での番組終了を発表 | 22年間の歴史に幕を下ろすことが決定 |
| 2021年3月26日 | 最終回を放送 | 通算5646回で終了 |
| 2021年3月29日 | 『めざまし8』放送開始 | 平日午前8時台の後番組としてスタート |
| 2025年3月28日 | 『めざまし8』最終回 | 約4年間の放送を終了 |
| 2025年3月31日 | 『サン!シャイン』放送開始 | 『めざまし8』の後継番組として登場 |
| 2026年3月27日 | 『サン!シャイン』最終回 | 約1年間で放送終了 |
| 2026年3月30日 | 『めざましテレビ』と『ノンストップ!』が放送枠を拡大 | 朝の番組編成を再構築 |
この年表から分かるように、『とくダネ!』は単に長く続いた番組というだけではありません。フジテレビの朝の情報番組の方向性を形づくった存在であり、その後の番組改編にも大きな影響を残しました。
最終回は2021年3月26日、通算5646回
2021年3月26日、金曜日。『とくダネ!』は最終回を迎えました。
フジテレビの公式番組ページにも、同日をもって放送終了したこと、22年間で5646回を放送したことが記録されています。
最終回では小倉智昭が番組の歴史を振り返り、長年支えてくれた視聴者、出演者、スタッフへの感謝を伝えました。
この日の放送回数は5646回。1999年4月1日の初回から積み重ねてきた数字が、22年間の番組の歩みを象徴しています。
最終回の平均世帯視聴率は7.3%、個人視聴率は3.8%と報じられ、2021年に入ってからの最高値を記録しました。最後まで視聴者の関心を集めたことがうかがえます。
(参考:フジテレビ公式番組アーカイブ、スポニチ2021年3月26日・29日、フジテレビ2018年9月17日の放送5000回記念記事)
【歴代出演者一覧】小倉智昭・立本信吾・山﨑夕貴・天達武史らの役割
『とくダネ!』が22年間にわたって支持された背景には、小倉智昭だけでなく、歴代のアナウンサー、気象予報士、コメンテーター、リポーターの存在がありました。
出演者は時代とともに変化しましたが、それぞれが異なる役割を担い、番組の個性を作り上げてきました。
小倉智昭:22年間番組の中心を担ったメインキャスター
番組を象徴する人物が、メインキャスターの小倉智昭です。
1999年の初回放送から2021年3月26日の最終回まで、22年間にわたって番組の中心に立ち続けました。
ニュースに対して率直な意見を述べるスタイルは、視聴者の支持を集める一方、時には賛否両論を呼びました。しかし、ニュースをただ伝えるのではなく、キャスター自身の考えを示しながら議論を進める姿勢は、『とくダネ!』の大きな特徴でした。
スポーツ分野ではオリンピック取材にも積極的に取り組み、2000年のシドニー大会から現場に足を運びました。フジテレビは2024年の追悼コメントで、シドニー大会から東京大会まで計9回の夏季・冬季オリンピックに関する情報発信を担当した実績にも触れています。
立本信吾:番組後期を支えたフジテレビアナウンサー
立本信吾は2009年にフジテレビへ入社したアナウンサーで、番組後期には小倉智昭、山﨑夕貴とともにMCを務めました。
2020年9月から最終回までの期間は、番組の進行を担う重要な存在でした。
小倉の個性が際立つ番組において、立本はアナウンサーとしてニュースや情報を整理し、放送全体を進行する役割を担いました。
番組終了後もフジテレビのアナウンサーとして活動を続け、ニュース、スポーツ中継、ナレーションなど幅広い分野を担当しています。
山﨑夕貴:番組後期の女性MC
山﨑夕貴は、2018年4月から番組後期のMCを務めたフジテレビアナウンサーです。
小倉智昭や立本信吾とともにスタジオを進行し、ニュースだけでなく芸能や生活情報など幅広いテーマを扱う番組を支えました。
2021年3月の番組終了によって情報番組のレギュラー出演はなくなりましたが、当時のフジテレビ編成部長は、今後はバラエティー番組を中心に活躍することへの期待を示していました。
天達武史:視聴者に親しまれた気象予報士
『とくダネ!』を語るうえで欠かせないのが、気象予報士の天達武史です。
2005年10月から気象キャスターを担当し、天気予報だけでなく、異常気象や災害に関する現場取材、全国各地の季節の話題なども伝えてきました。
番組内の「あまダネ」や「天達武史の旬学旅行」なども知られ、専門的な気象情報を分かりやすく紹介する役割を果たしました。
番組終了後もフジテレビの朝の情報番組に出演し続けた点は、歴代出演者の中でも特徴的です。
歴代アナウンサー・主要出演者の代表例
以下は、フジテレビの公式番組資料や放送5000回記念の記事などで確認できる、主な歴代出演者です。22年間の全出演者を網羅した名簿ではなく、番組の歴史を理解するための代表的な顔ぶれをまとめています。
- 小倉智昭:1999年から2021年までメインキャスター。
- 笠井信輔:番組初期を支えたフジテレビアナウンサー。
- 佐々木恭子:初期の女性司会者。番組のお天気コーナーも担当。
- 中野美奈子:佐々木恭子の後を担った女性アナウンサー。
- 田中大貴:番組中期に出演したフジテレビアナウンサー。
- 菊川怜:女性MCとして出演し、番組の歴史を振り返る企画にも参加。
- 梅津弥英子:女性司会陣の一人として出演。
- 海老原優香:番組中期の女性アナウンサー陣の一人。
- 伊藤利尋:小倉の不在時などに司会を代行したフジテレビアナウンサー。
- 山﨑夕貴:番組後期のMC。
- 立本信吾:番組最終期のMC。
- 天達武史:2005年から気象キャスターを担当。
このほか、デーブ・スペクター、前田忠明、古市憲寿、カズレーザー、石黒賢など、専門性や個性を生かした出演者も番組を彩りました。
最終期の公式出演者ページには、MCの小倉智昭、立本信吾、山﨑夕貴、気象予報士の天達武史をはじめ、プレゼンターやコメンテーターの名前が掲載されています。
(参考:フジテレビ『とくダネ!』公式出演者ページ、2018年9月17日放送5000回記念記事)
【番組の人気の秘密】とくダネ!が朝の情報番組に残した功績
『とくダネ!』の特徴は、ニュースを伝えるだけではなく、スタジオの出演者がそのニュースについて考え、議論する構成にありました。
現在では一般的になった情報番組のスタジオ解説や大型ボードを使ったニュースプレゼンテーションも、同番組を語るうえで重要な要素です。
巨大ボードと独自解説によるニュースの可視化
番組では、政治や社会問題など複雑なテーマを扱う際に、巨大ボードやマルチモニターを使用して情報を整理しました。
ニュースを映像で見せるだけでなく、図解や資料を使って背景を説明することで、視聴者が出来事の全体像を理解しやすい構成を目指していました。
フジテレビ自身も、従来のVTR主体のワイドショーとは異なるスタジオでのボード解説方式を取り入れた番組として、その特徴を紹介しています。
小倉智昭のコメント力と出演者の多様性
もう一つの魅力は、小倉智昭の存在感です。
小倉はニュースに対して自分の意見を明確に述べるキャスターでした。政治や経済のような硬いテーマから、スポーツや芸能まで幅広い分野を扱い、視聴者に考えるきっかけを提供しました。
その一方で、曜日ごとに異なるスペシャルキャスターやコメンテーターを配置したことも、番組の特徴でした。
例えば、古市憲寿の社会的な視点、カズレーザーの独自の切り口、石黒賢の俳優としての視点など、異なる立場からニュースを捉える構成が採用されていました。
天達武史のお天気コーナーが定着した理由
天達武史のお天気コーナーも、長期にわたって番組を支えた要素です。
天気予報は朝の情報番組に欠かせませんが、天達は単純に気温や降水確率を伝えるだけでなく、現場からの中継や季節の話題、気象災害の解説などを取り入れていました。
そのため、ニュースを目的に視聴していた人だけでなく、毎日の天気情報を楽しみにしていた視聴者にとっても、番組の印象に残る存在となりました。
22年間の番組を振り返ると、小倉智昭という強い個性を中心に、専門分野の異なる出演者がそれぞれの役割を果たしていたことが分かります。
【後番組の変遷】めざまし8からサン!シャイン、そして2026年現在へ
『とくダネ!』終了後のフジテレビ朝の番組編成は、一度の交代で落ち着いたわけではありません。
2021年の『めざまし8』への移行から、2025年の『サン!シャイン』、そして2026年春の再編まで、短い期間に複数回の変更が行われています。
2021年3月29日:めざまし8が後番組としてスタート
『とくダネ!』最終回から週明けの2021年3月29日、フジテレビでは新番組『めざまし8』がスタートしました。
メインキャスターには俳優の谷原章介とフジテレビアナウンサーの永島優美が起用されました。
番組では政治、経済、スポーツなどのニュースを幅広く扱い、午前9時以降にはエンタメや生活情報も紹介する構成が採用されました。
『とくダネ!』のようなニュース解説の要素を残しながら、新しいキャスター陣と番組構成によって視聴者層の拡大を狙った番組でした。
天達武史も引き続き出演し、気象防災キャスターとして活躍しました。
2025年3月28日:めざまし8が4年間の放送を終了
『めざまし8』は2025年3月28日に最終回を迎えました。
2021年3月の開始から約4年間、谷原章介を中心に朝の情報を届けてきましたが、フジテレビの番組改編に伴い終了しました。
後継番組として2025年3月31日に始まったのが『サン!シャイン』です。
2025年3月31日:サン!シャインへ交代
『サン!シャイン』は谷原章介をMCに据え、武田鉄矢やカズレーザーなどをスペシャルキャスターとして起用しました。
前番組から谷原が続投した一方、番組の開始時刻を午前8時14分に設定するなど、従来とは異なる編成上の工夫も取り入れられました。
天達武史も気象防災キャスターとして出演を続け、2025年4月から2026年3月まで同番組を担当しました。
しかし、『サン!シャイン』も2026年3月27日の放送をもって終了しました。
2026年3月30日:フジテレビ朝の情報番組は再編へ
2026年春の改編では、フジテレビは『サン!シャイン』の後枠に新しい平日朝の情報番組を設けるのではなく、既存番組の放送時間を拡大する編成を発表しました。
フジテレビの2026年春の公式タイムテーブルによると、3月30日からの主な構成は次のとおりです。
- 午前5時25分~9時:『めざましテレビ』
- 午前9時~11時30分:『ノンストップ!』
これまで午前8時台に独立した情報番組を置いていた構成から、朝の情報を『めざましテレビ』に集約し、午前9時以降は『ノンストップ!』を拡大する形へと変わりました。
この変更は、2021年の『とくダネ!』終了から続いていた朝の番組改編の一つの節目といえます。
天達武史は2026年現在もフジテレビの番組で活動
『とくダネ!』終了後の出演者の動向として、特に注目されるのが天達武史です。
天達は2005年10月の『とくダネ!』出演開始から、2021年の『めざまし8』、2025年の『サン!シャイン』へと、フジテレビの朝の情報番組で気象情報を担当してきました。
2026年4月以降は『ノンストップ!』の気象予報士としても出演しており、2026年の番組情報でも出演が確認できます。
小倉智昭や当時のMC陣が番組から離れた後も、天達が長年培った気象解説の経験を生かしている点は、番組の歴史を振り返るうえで興味深い部分です。
(参考:フジテレビ2026年春の番組改編資料、めざまし8公式番組ページ、天達武史公式プロフィール、テレビ西日本2026年の番組情報)
【2026年現在の状況】とくダネ!は復活する?小倉智昭の現在と番組の位置づけ
2026年10月現在、『情報プレゼンター とくダネ!』はレギュラー番組として放送されていません。
フジテレビの公式番組ページには2021年3月26日終了という記録が残されており、22年間の放送実績と5646回という数字も確認できます。
小倉智昭は2024年12月9日に77歳で逝去
2026年現在の番組の位置づけを考えるうえで、メインキャスターだった小倉智昭のその後にも触れておく必要があります。
小倉智昭は2024年12月9日、膀胱がんのため77歳で亡くなりました。翌10日、所属事務所が正式に訃報を発表しています。
2016年に膀胱がんを公表して以降も仕事を続け、2018年には膀胱の全摘出手術を受けました。その後も治療を続けながらテレビ出演などの活動を行っていました。
フジテレビは小倉の訃報を受けて追悼コメントを発表し、22年間にわたって『とくダネ!』のメインキャスターを務めた功績をたたえました。
また、2024年12月14日にはフジテレビで追悼特別番組が放送され、番組のアーカイブ映像や未公開のオフショットなどを通じて、小倉の活動が振り返られました。
2026年におけるとくダネ!の位置づけ
現在の『とくダネ!』は、フジテレビの朝の情報番組の歴史を語るうえで欠かせない過去の看板番組として位置づけられています。
特に重要なのは、番組終了後も小倉智昭のキャスター像や天達武史のお天気コーナー、巨大ボードを活用したニュース解説などが、視聴者の記憶に残っていることです。
ただし、2026年のフジテレビ朝の番組構成は、かつての『とくダネ!』と同じ形ではありません。
2021年には『めざまし8』、2025年には『サン!シャイン』が午前8時台を担い、2026年春からは『めざましテレビ』と『ノンストップ!』の時間拡大による構成になりました。
この変遷を見ると、フジテレビは朝の情報番組を固定した形で維持するのではなく、視聴者の生活時間や番組全体の編成方針に応じて、放送枠そのものを再設計していることが分かります。
とくダネ!の復活や特番放送の可能性は?
『とくダネ!』のレギュラー放送は終了しており、2026年10月現在、同番組の復活を示す正式な発表は確認できません。
一方で、フジテレビには当時の放送映像や番組の記録が残されています。2018年の放送5000回記念企画や2021年の最終回、2024年の小倉智昭追悼特番などは、番組の歴史を振り返る重要な資料です。
過去の出演者が別の番組で共演したり、特集で過去の映像が紹介されたりすることと、『とくダネ!』そのものがレギュラー番組として復活することは別の話です。
現時点では、22年間の放送を終えた番組として、その歴史と実績が保存されていると理解するのが適切です。
【プロの結論】とくダネ!の終了から分かるテレビ朝の情報番組の変化
『とくダネ!』の22年間を振り返ると、番組の成功を支えた要素は、小倉智昭という一人のキャスターの人気だけではありません。
独自のニュース解説、出演者同士の議論、専門家による情報提供、現場取材、そして天気や生活情報までを組み合わせた番組構成が、長期にわたる放送を支えていました。
長寿番組でも時代に合わせた変化が必要になる
22年間続いた番組であっても、視聴者の生活スタイルやテレビの視聴環境が変われば、従来と同じ構成を維持することは簡単ではありません。
特に朝の情報番組は、通勤・通学前の短い時間でニュースを知りたい人、じっくり社会問題を考えたい人、天気や生活情報を知りたい人など、異なる需要を同時に満たす必要があります。
『とくダネ!』が採用した情報プレゼンショー形式は、複雑なニュースを整理して伝える点で大きな特徴がありました。
その後、フジテレビが『めざまし8』や『サン!シャイン』を経て、2026年に『めざましテレビ』と『ノンストップ!』を拡大する構成に変更したことは、朝の情報提供の形が固定されていないことを示しています。
番組の歴史を評価する際に見るべき3つの基準
- 放送実績:1999年から2021年まで22年間、5646回という継続実績。
- 番組独自性:小倉智昭のコメント、ボード解説、専門家やコメンテーターによる多角的な議論。
- 後継番組への影響:天達武史など一部出演者の継続起用や、ニュースを分かりやすく伝える情報番組の構成。
この3つを基準にすれば、単に長く放送された番組としてではなく、フジテレビの情報番組の歴史にどのような役割を果たしたのかを理解できます。
『とくダネ!』の終了は、一つの番組の終わりであると同時に、フジテレビが朝の情報番組を新しい形へ移行させる転換点でもありました。
【情報プレゼンター とくダネ!】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:とくダネ!はいつからいつまで放送されていましたか?
A1:1999年4月1日に放送を開始し、2021年3月26日に最終回を迎えました。22年間で全5646回が放送されています。
Q2:とくダネ!の終了理由は何ですか?
A2:フジテレビの朝の情報番組の刷新と次世代への交代が主な背景です。コロナ禍での新しい情報番組の開発や、激化する視聴率競争も関係していました。小倉智昭の病気や不祥事だけを終了理由とする公式発表はありません。
Q3:とくダネ!の後番組は何ですか?
A3:2021年3月29日にスタートした『めざまし8』です。その後、2025年3月31日に『サン!シャイン』が始まりましたが、こちらも2026年3月27日に終了しています。
Q4:とくダネ!の歴代出演者には誰がいますか?
A4:小倉智昭、笠井信輔、佐々木恭子、中野美奈子、菊川怜、梅津弥英子、伊藤利尋、山﨑夕貴、立本信吾、天達武史などが代表的です。ほかにもデーブ・スペクター、前田忠明、古市憲寿、カズレーザーなどが出演しました。
Q5:立本信吾と山﨑夕貴はとくダネ!で何を担当していましたか?
A5:立本信吾と山﨑夕貴は、番組後期のMCを務めました。小倉智昭とともにニュースや情報を伝え、番組最終期の進行を支えました。
Q6:天達武史はとくダネ!終了後、どの番組に出演していますか?
A6:2021年4月から『めざまし8』、2025年4月から『サン!シャイン』に気象防災キャスターとして出演しました。2026年4月以降は『ノンストップ!』でも気象予報士を担当しています。
Q7:とくダネ!は2026年現在、復活していますか?
A7:2026年10月現在、レギュラー番組としての復活は確認されていません。フジテレビの公式番組ページには、2021年3月26日終了、22年間5646回という放送記録が残っています。
まとめ:とくダネ!は22年間5646回の歴史を残したフジテレビの看板番組
『情報プレゼンター とくダネ!』は、1999年4月1日の放送開始から2021年3月26日の最終回まで、22年間・全5646回にわたって放送されたフジテレビを代表する朝の情報番組でした。
終了の背景には、小倉智昭から次世代へのキャスター交代、コロナ禍における新しい情報番組の開発、朝の視聴率競争の激化など、複数の事情がありました。
小倉智昭を中心に、立本信吾、山﨑夕貴、天達武史、笠井信輔、佐々木恭子、中野美奈子、菊川怜など、多くの出演者が番組の歴史を作り上げてきました。
後番組の『めざまし8』は2025年3月に終了し、『サン!シャイン』も2026年3月に終了。2026年10月現在は『めざましテレビ』が午前9時まで、『ノンストップ!』が午前9時から午前11時30分まで放送される編成になっています。
また、2024年12月に小倉智昭が77歳で逝去したこともあり、『とくダネ!』は単なる懐かしいテレビ番組というだけでなく、一つの時代を象徴する番組として記憶されています。
22年間、毎朝ニュースを伝え続けた『とくダネ!』。その5646回という数字は、出演者とスタッフ、そして長年番組を見続けた視聴者がともに築いた歴史そのものです。
番組は終了しましたが、フジテレビの朝の情報番組の歴史を振り返る際、その存在が重要な節目であり続けることに変わりはありません。 (出典: 情報 プレゼンター とくダネ(Yahoo!ニュース))